晤郎さん、最後の札幌パークホテルから二年経ちました。そんなクリスマス・イブです。

☆日高晤郎さん最後のパークホテル企画

11月17日にスタジオで回って来たお知らせの用紙一枚。
そう、この年は恒例のパークホテルでのディナーショーは有りませんでした。
理由は、同年7月17日に行われた「日高晤郎銀幕デビュー56周年ほろ酔いシネマトーク後編」(勝新太郎先生編)に晤郎さんが全集中されて、12月のディナーショーへの準備が間に合わないためとの事でした。
その代わり、12月24日に行われたのがこの企画。
パークホテル特別企画「クリスマスを晤郎さんと過ごそう」
クリスマスを晤郎さんと過ごそう チラシ

このパーティーが、晤郎さんが出演された晤郎ショー最後の放送3ヶ月前だとは、いまさらながら信じられません。
だから私にとって、クリスマスの響きはこれ以降、少し哀しい。
娘と二人で参加でした。
「いつか、ではないよ。ここ最近毎回お父さんは、今回が最後と思ってる。来年のディナーショーになんて思うな。それはそれ。今回は今回。」
そんな私の話を聞いて、娘も自ら望んでの参加でした。
そんな私達の席は、松原さん・走さん・こおりさんのテーブルの隣。
晤郎さん最後のパークホテルでの歌人達とのショット
会話が直接聞こえてくる距離でした。

☆日高晤郎さんが、「一緒に写真撮ろうよ」

今思っても、夢のような時間でした。
いつもは常連さんたちのテーブルがステージ前方に集中するのに、このイベントでは三々五々。
常連さん達も、席確保を含めて、流れに身を任せて楽しまれているようでした。
このパーティ中、晤郎さんが私たち親子を見つけてわざわざ近くに来てお話しして下さったのは一番の思い出です。
娘に「楽しんでくれてる?」そう仰ってくださった時の少年のような晤郎さんの目が忘れられません。
「カズヒコさん、写真撮ろうよ。おーい、美帆ちゃん!」
美帆隊長にカメラをお渡しし、撮影して下さったのがこの一葉。
最後のパークホテル。晤郎さんと私と娘の最後のスリーショット

あれから二年経ちました。
今夜は娘も久々の帰省。
晤郎さんを語りながらの静かなクリスマスの夜を過ごします。
晤郎さん、やっぱり早すぎますよ、、、。

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