正月映画2021～007ロシアより愛をこめて

☆日高晤郎さん映画デビュー作②

また明日とか言いながら、一日空いてしまいました(‘◇’)ゞ

さてもう一本。
日高晤郎さんが映画デビューされた「江戸へ百七十里」が公開された翌年の昭和３８年（１９６３年）。
イギリスで封切りとなった映画がこちら。

００７史上最大の傑作との誉れも高い一本。
「ロシアより愛をこめて」

この作品は、007シリーズ第二作に当たります。

当blogのメッセージ欄に幾つかご質問いただいて個別にはこれまでご返事させていただいていたあの作品。

そうです。
日高晤郎さん映画吹替デビュー作なんです。
それもテレビ版という、これまで幻と言われていた作品。
あ、作品自体は普通に今でも入手できますよ。
ただ、テレビ版で晤郎さんが、主人公のボンドの吹替をやったのは、こういう表示になっているバージョンのみです。

DVD本体の表示は、こう。

☆晤郎さんバージョンのジェームズ・ボンドの感想

日高晤郎さんではない晤郎さん版ジェームズ・ボンドがここに居ます。
これは晤郎さんファンなら絶対に機会見つけて視聴すべき作品です。
私が最初、このDVDを観た時には、どちらが晤郎さんバージョンなのか分からなかったぐらいですから。
それほどまでに、私たちが知ってる日高晤郎さんのどの声でもありませんでした。
この晤郎さんのボンド、はっきり言って、最高ですよ。

※このDVDには、吹替バージョンが２種類入ってます。
吹き替えのバージョン１は、晤郎さんの1年後に収録された若山弦蔵さん版
そして吹き替えバージョン２が、最初に収録された幻の作品といわれる日高晤郎さん版

さ☆007ロシアより愛をこめて TV放送吹替初収録特別版

実は問い合わせ、この晤郎さんバージョンDVDの入手法についてのものばかりでした。

時々お返事を個別にさせていただいてましたが、ええい一気に記事にしてしまえと今回アップする次第。
結論から言えば、現時点での入手はかなり難しいのかなと思います。
（下にある「幻の音源」とは、晤郎さんバージョンの事。ファンが提供してくださったんですね(^_-)-☆）

つまりこういう事です。
2012年、晤郎さんバージョンのロシアより愛をこめてが、幻の作品として格安で発売されました。
その後、完売。
制作会社も今の処、増版しての再販売の予定はないみたいなんですね。
あとは、中古市場に出てくるのを待つしか無いのかなと思います。

でも絶対に再販されないかというと、その点は不明です。
なので入手ご希望の方は、ネット情報などに常にアンテナ拡げておいて、出たら即買いを狙うのがベストかと。

（※今、ちょいと覗いたら、アマゾンに販売に出されてますね、当時より少々お高めですが。2021.1.10現在）

☆衛星放送で2020年放送された日高晤郎版007

昨年は衛星放送のムービープラスでも、晤郎さんバージョン007が放送されました。
私はDVD持ってるので、わざわざ観ませんでしたが、放送終わって1ヶ月後に気づいたんです。
知ってたら観たかもです。
だって好きな映画、DVD持ってても、いざTV放送があると何か見ないと損ってな感じになりません？
私だけかな？？？