夢達成~字書三部作

☆その手があったか近代社会

私は今、凄く後悔している。
なんて馬鹿なんだろう。
私にあとどれぐらいの時間が残されているのだろう、、、

字書三部作を購入するのに必要な金額は、総計35,109円
たったそれだけの金額を出し惜しんでいたのだ私は、、、馬鹿すぎる。

実は今回、前の記事「白川静さん字書三部作」をアップした後、メッセージを頂いた。
「アマゾンとかで中古本探したら格安で手に入るかもです!」
※裏ブログ、白川静さん情報

もう感謝、そうかその手が有ったかと調べてみると、三冊合計送料込み9,000円で手に入った。
やっと貯めた字書三部作貯金が浮いた浮いたと届くまで大喜びしてたんだけど、、、。
昨日三冊届いてちょっと読んでみて、、大後悔。
白川静 字書三部作

☆モノを学ぶなら、金をかけろ(晤郎さんの言葉)

晤郎さんは番組を通して何度も何度も繰り返し、字書三部作の素晴らしさ、凄さ、味わいを伝えて下すってた。
なのに私はその時、全く行動に移さなかった。

恥ずかしい話、単に購入金額の高さに尻込みしたのだ。 
晤郎さんは、たくさんボールを投げて下すってたのに、私はすべて受け止めていなかったのだ。

晤郎さんが旅立たれてようやく決心して思い立って、字書三部作を買うために少しずつ貯金。
お教えいただいて、そうか古本かと気づかされ、手にして分かった。

この本は、早く買えば買うほど価値がある。

この三部作。
日本語好きにとっては宝の山だった。
どこから読み始めても面白い。
確かに字書だが、文化そのものという佇まい。
膨大な文字の量。
縦横無尽に関連付けられている文字たち。

頑張れば一通り読むことぐらいはできるだろう。
悔しいのはこの三冊、自分の血肉になるまで読み込める時間が残されているかという不安。

ほんと悔しい。
もっと早くから読み始めるべきだった。

「モノを学ぶなら、金をかけろ」は、晤郎さんの言葉。
ここで言うモノを晤郎さんがわざわざカタカナにしたという事は、確固たる意味がある。
白川静文字学で言う処の、精霊や霊的な物を指す。
ひいては、全ての事柄に共通する真理とも類推できる。

晤郎さんがあんなに薦めてくだすった字書三部作。
私は出遅れてしまった。
モノを学ぶには金をかけろとも仰っていたのに、ほんの少々の貧乏人根性で出遅れてしまった。

今とても悔しい。
だから悔しい分、少しでも多く取り込むように読んでいくつもり。

それぐらい私には、白川静さんの字書三部作は衝撃的に面白くて深い本だと分かった夜。
白川静 字書三部作

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