秘桜を聴く夜
☆市川由紀乃さんなら許す!
最近、本を馬鹿みたいに読んでいる。
だから本気で馬鹿になりそうなのでもう今夜は本は読まない。
白湯呑んで、気持ちをまっさらにして、久々に「秘桜」を聴いている。
何回もリピートして聴いているが、これも度が過ぎると馬鹿になりそうだが、まぁよい。
良い歌は、何回聞いても良いのだから良い。
さてこの秘桜の歌詞を分析してみる。
まさか本気じゃないですね
弱音交じりの別れ文
生きてゆけない一人では
どうです、この出だし。
まるでカムカムエブリバディの「るい」と「ジョー」みたいじゃありませんか。
そうじゃないんだけれど、今聴いたらもうドラマのリアルタイムな進行とリンクしてて、実に私は心掴まれた。
逢いたいよ逢いたいよ
千里駆けても抱きに来て
おんな心の中空に
乱れ舞い散る秘桜の
色は煩悩 ああ百八色
別れ文が届いたという事は、愛し合う二人は離れているんですね。
遠距離恋愛と言う奴です。
だから女性の方は会いたくて仕方ない。
一方男はと言うと、これがなんともだらしない。
弱気でお別れを切り出してる。
てめぇそれでも男か!!とか私は思うんです。
しかし女性の方は踏み込みますね、そんな弱気な男に。
千里駆けても会いに来て。
一里が約4kmですから、都合4000km走ってでも私に会いに来て。
いいですか、この恋愛の主導権は女性にあります。
私はここで動かないから、気弱なあなたの方がこっちに来なさいという。
で、その目的はと言うと、抱く!
桜色の煩悩と女性が言ってるんですから、ガンバレ気弱な男よと思わず応援したくなっちゃったりする。
ついて行きます奈落まで
罪を孕んだ運命恋
悔いはしません悔やまない
奈落。
来ました。
奈落の底とか言いますが、これ実は地獄の事ですね。
そして罪を孕んだと来たもんだ。
どうもこのお二人は、純粋な状況での恋愛でも無いようで。
でも、罪を犯してまでもこの恋は手放さないという一種の情念ですね。
まぁ男としてはですね、こういう女性は怖い。
怖いんだけれど、とふとCDジャケットを見ると、まぁ市川由紀乃さんおキレイ。
怖い女性なんだけれども、まぁ市川由紀乃さんだったら怖くても良いやへへへとなる。
困ったもんです、聞き手としては。
逢いたいよ逢いたいよ
闇をすり抜け抱きに来て
女一人寝 夢うつつ
燃えて儚い秘桜の
花は煩悩 ああ百八色
離れて気弱な男との恋
千里走ってその上で闇をすり抜け、、、
駆けて来る条件が「夜」と言ってるんですこの女性は。
無理難題。
朝とか昼とかは来ちゃダメ。
さあ、気弱な男は別れたくなるはずです。
結局、遠方から夜間に罪を背負いながらやってくる男に課せられた目的。
それは、抱く!!
逢いたいよ逢いたいよ
闇をすり抜け抱きに来て
女一人寝 夢うつつ
燃えて儚い秘桜の
花は煩悩 ああ百八色
ほらどうです。
最後はもう一回繰り返し。
一人で寝てる女性。
相手は気弱に別れたいと手紙で伝えてきた男。
逢う目的は、抱く!!!!!
そうです、電話で直接別れると伝えることのできない根性なし。
そんなことでどうするんだなどと私は怒りに震えますがね。
男が駄目になりましたね。
良く言われるけど本当にそう思います。
大体この女性も悪い。
抱かれるためだけに別れたいと思っている男を呼び出してる。
本当に凄い女だなぁと思いつつ、ジャケット見て想う。
あ、、、市川由紀乃さんなら許す!
やっぱりどうも、本の乱れ読みで馬鹿になってるようで、お許しください、あこれ私の事m(__)m