マイナンバーカード
☆晤郎さんつながりのお医者さん二人
一人のお医者さんは、こう仰った。
「医術と言うのは、まず腔内を診て下の状態などを確認、そして聴診器で直に患者さんに触れて診察するのが基本中の基本。
患者を見ないで、パソコン画面ばかりを見ながら目を合わせずに診断するだなんて、それは医者ではない。」
なんだかそういう先生の、この時の視線はいつもより熱かった。
きっと私達が知らない所で、医療が変質してきているのだろう。
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そしてもう一人の、別のルートでの晤郎さんつながりのお医者さんは、こう仰った。
「マイナンバーカードを作った方が良いです。
それで登録すると、遠隔診査が受けられるようになります。
いちいち通院しなくてもラインで、『特に変わりはありません。なのでいつもの薬を処方して下さい』って連絡くれれば電子処方箋書けるんです。
それを持って近くの薬局に行けば(持病用等の)薬を受け取れるんです。」
私はそれを聴いて、軽い気持ちでこう言った。
「先生、そりゃあ便利ですね」
すると先生、急に真顔になって。
「いやなにもかも便利というわけじゃ無いですよ。
ラインで患者の状態も目も見ずに、言葉だけで変わりありません、薬だけ下さい。
そう言われて薬だけ渡して、それでも患者さんに何かあったらこっちの(医療側の)責任が問われますからね」
そのあと、こう続けた。
「やはり医療は、患者の状態を直接診ないと診断できませんよ。
これは医学の崩壊に近い制度かもしれないです」
🏥
奇しくも二人のお医者さんが同じような事を話していた。
患者の状態や目を直接見たり触れたりした上で判断するのが基本だと。
凄く興味深い一連の出来事だった。
目を合わせることの大事さ、これからも忘れないでいたいと思う。
ところでこの人。
そういう観点からも問題だなぁと今不意に思った。
ま!
こちらはかわいいから許せるけどね。