小泉八雲

☆ラフカディオ・ハーンの暮らした町で

熊本城の前で路面電車から降りました。

町案内の看板がすぐ傍にありまして。

そこに、ここからわずかの場所に、あの小泉八雲が暮らしてた家があるというんです。

予定まで時間が少しあるので行ってみますね。

明治に来日して、雨月物語などを記して有名となった小泉八雲。

耳なし芳一とか、怖かったなぁと思い出してます。

八雲の著作で私が好きなのは、知られざる日本の面影。

明治にきた八雲が、街や山道のあちこちに佇む石仏をみて思うんです。

「これらの石仏は、微かに微笑んでいる。そしてこれから徐々に西欧化していく日本の百年後、日本人は気付くだろう。この石仏の微笑みは、かつて日本人が美徳として誰もが心のうちに持っていたものだったということに」

明治に、こうして日本の行末を哀しみの目でみていた八雲の暮らした家。見てきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

手紙

前の記事

新宿末廣亭
手紙

次の記事

小泉八雲熊本旧居