「テレビ」が死んだ日 ~ 個人的雑談
☆日高晤郎さんから教えて頂いたこと
私が晤郎ショーで好きだったプログラムに、朝のニュースコーナーがあります。
「日産フラッシュジャーナル」「オハヨージャーナル」「晤郎の朝刊拾い読み」「一週間のニューススクラップ」と、コーナー名は色々ありましたが、あの時間のコーナーです。
どっちつかずの無難な論評しかできないテレビやラジオばかりしか知らなかった私が、北海道に越してきて晤郎ショーを聴くようになって。
時事問題を、一部からの反発を恐れずにスパンと斬る晤郎さんに衝撃を受けたものでした。
そして昔、そのことをお便りに書いたら読まれたんです。
その時、晤郎さんは私の手紙を読み終えた後、こう仰いました。
「どのマスコミも、利害がある訳です。
そこに軸足を置いて、報道が作られる。
だから私たちは、そこを意識しながら報道の裏にある真実を洗い出さなければ、世の中が実は見えてこない。
そのためには、幾つもの新聞・テレビ・雑誌の報道を見て読んで知ってそれぞれの違いを見抜いて、自分の頭で本質を知ることが大切という事です。
もう一つ言うと、そこからさらに、正しく怒るという姿勢も大事。
マスコミ各社の利害に振り回されない正しい怒り、これを見失ってはならない。」
この言葉は、2002年あたりだったかと記憶しています。
☆吉幾三さんが、長谷川岳さんに怒る
特に、政治に無関心だった私は、晤郎ショーで意識が変わりました。
何となくこんなものと、で生きていた私です。
それで先日、吉幾三さんがご自分のユーチューブで、自民党議員の長谷川岳さんの裏の顔を公表されたでしょう。
それも、我慢に我慢を重ねた上での公表。
演歌歌手の吉幾三さんが、正しく怒ってらっしゃる姿に、私は面影を重ねていました。
< 吉幾三さん、北海道選出の議員名公表!
その後、今日もマスコミに長谷川岳議員は叩かれ続けています。
相当高圧的な方だったとのことですね。
それを吉さんが公表したことで、マスコミが飛びついたわけです。
言い換えると、吉さんが公表して一般人に広く知れ渡って、その騒動にマスコミが気づいて飛びついたということ。
、、、、なんだかな。
☆ジャニーズ問題と、暗殺事件
私は基本的に政治に興味がありませんでした。
いわゆる、無党派層。
そんな無党派層の私でさえ、これは変だと感じているのが、安倍元首相の暗殺事件。
2022年7月8日に奈良県での事ですが、これがどうも腑に落ちない。
JFKに似た匂いがするんです。
立憲の議員が、事件の三ヶ月前に、同じ場所で演説をしたいと申し出た時に奈良県警は警備上危険として認めていないんですね。
それがあっさり素人の銃撃で安倍さんが暗殺されるんですから。
それ以降です。
もともと問題があったと言われていたジャニー喜多川の性加害問題が大きく報道され、暗殺事件は統一教会問題に変わり、テレビの話題がそちらに移った。
あれ?
私達、目をそらされてない??って。
☆自民党崩壊の予兆と、大谷選手の元マネージャー賭博
そして今、長年日本の政治を仕切ってきた自民党が変です。
かなり変。
野党はとっくに揚げ足取りの小姑化してて腑抜けになって久しいですから、政局が目も当てられない状況。
特に、安倍さん暗殺事件以降「岸田首相が、偉大なる将軍様!」していますね、支持率史上最低なのに。
裏金で、ライバル派閥のトップを処分して、首相自らは不問というのですから危険水域に達しています。
しかも自民党内部からこれに異論が公に出てこないというのは異常です。
普通に考えると自民党の中に異論が言えない圧力があるという事でしょうね。
それでもう結果的には、あの自民党が各選挙に候補者立てられないほど体力がなくなっている。
おまけに政府の再生可能エネルギー関連に中国が入っていたという大変な事を、ほぼマスコミが報道しない。
裏金作りのパーティー券は、かなりの割合で中国人が購入してくれてるわけです。
それで体力が無い自民党は、今月28日に行われる東京15区の補選を小池百合子東京都知事を頼ろうとした。
ところがその小池知事が、学歴詐称で政界入りしていたと、つい数日前に文藝春秋の記事になったんです。
これは小池知事側近だった弁護士が、吉幾三さんみたいに公表したんですね、知事の学歴詐称工作について。
そもそも芸能界、報道の世界、そして政界入りしたのが、彼女がカイロ大学を首席で卒業したという点を売りにしていましたから。
その出発点が大嘘であったとしたら、根底から国民をだまして政治を司っていたという事。
これが事実なら、小池さんは、これまで得て来た議員報酬にプラスして罰金などを国に返納しなければならないらしいので、破産となります。
そして政治姿勢が違うはずの小池知事に頼ろうとした自民党は、ますます混迷を深める事となり、さらなる体力低下に陥るという構図。
ところが、です。
こんな大問題で大騒ぎしているのは、インターネットの情報界隈だけ。
それで、テレビのニュースやワイドショーをウォッチングしていたのですが、ど~~こもやりません。
見ざる言わざる聞かざる🐒🐒🐒でした。
国営放送のNHKでさえ、三猿ですからもう末期です。
これじゃ、テレビでしか情報を得ていない人たちは、明日も今日が続くと思わされるばかり。
しかも、どうでもいい元通訳の泥棒賭博を面白おかしく連日報道。
いや、「大谷選手が被害者で、信頼していた人が博打中毒者で裏切られた」と言うだけの話だろうと思うんですけど。
それよりも、皆で広く知って、真剣に考えなければいけないことを報道しなければならないはずなのに、無視。
特にテレビはもう、死んでいますね。
軽いバラエティ流して、生活を守るための選挙に関心を無くし、余計な税金をどんどん増やされても気づかない国民を量産することを目的化しているとしか思えない。
この歳になって思います。
気付きます。
日高晤郎さんが仰っていた、正しく怒る事。
ああ、こんなにも報道が正しい顔して奪て行ってるんだと。
そういう意味で、晤郎さんの事が、心から恋しいこの頃であります。