晤郎さんの言葉~今、更に重みを増して

人生の幕引きを考える歳になって、こう考えるようになりました。

やはり私は、晤郎さんが遺した日本語の美しさや、日本の文化、それに日本独特の自然を、きちんと次の世代に手渡したいと。
こういうことに、ほんの少しでも貢献出来たら、と。

もちろん、このサイトを立ち上げ、何かしら遺る形で文章を綴っているのもその一つ。
すると、見えてくるんです。
まわりで起きている、物凄く変なこと達が。

例えば、日本の総理大臣経験者が暗殺されて、犯人は素人たった一人、とか。
そのあとメガネをかけた呆け顔の政治家が、人の数だけ性別があるとかいう妙な法律をつくって、性別も自己申告制になりつつあったり、とか。
超優遇措置で外国人を無作為に呼び込んで、その分本来の日本人の税負担も増え、やがて福祉と年金の破綻がみえてくるようになってきたり、だとか。
そうやって入国した外国人が犯罪を犯しても(仮に日本人がそれで亡くなってたとしても)、なぜが理由は明らかにされず釈放され続ける、だとか。
また無駄に野山を切り拓いて中国産のソーラーパネルを、雪の積もる北海道にまで大展開し続けてたり。これもそう。
(ちゃんとテレビも新聞もラジオも報道しないので、知らない方が多い怖さ)

日本語にも違和感。
例えばNHKでも、兄弟のことを「きょうだい」と平仮名表記。
国営放送が、です。
しかもNHKは、中国では無料で視聴させているというんですから、本末転倒。

言葉が壊れてくれば、思考も壊れてくるんです。
言葉って、それほどに大事。
日本語がきちんとしてて、初めて日本文化も成立するんですが。
、、、私の人生の終盤に、こうも急速に「日本」が壊れ始めるとは思っても見ませんでした。

その上で、マスコミがどうでも良い半分アホな話題を、平和ボケ~っと流し続ける。
危機感を産まないように、産まないようにと、ね。
、、、これって、社会主義の情報統制じゃないかな。
最近かなり気持ち悪い状況です。
どこにも、晤郎さん的なものがない。
あの東日本大震災時の悪夢の民主党政権が、もっと何か得体のしれない、質(たち)の悪いモノに変質した感じを受けてます。

これじゃ、私の次の世代が生きていく日本が、心から心配なのです。
そんな思いの中、2016年3月の10時の打ちあけ話。
ここでの晤郎さんの言葉が、とても強く、胸を貫きます。
日高晤郎さん

10時のうちあけ話で、私の手紙が読まれたことがありました。
その手紙を読み終えた後の、晤郎さんのお話がとても印象的でした。
内容は、東日本大震災から5年後の3月に私が思う事、でした。
それに対する晤郎さんのコメント(一部要約)がこちらです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。

晤「私が勝先生に言われたって話をずっとしますでしょ。
思い出せばそこに生きてるんだよって、これが大事だと思います。

それから、思い出して生きてるときに、何かを政府や政治家に言うべき立場に居て言うべきだと思うんです。
それを声に出す事ですよ。

うっかりしてごらんなさい。
忘れるでしょ。
それで政府なにもやってくれないって。

我々が忘れるからやらないで済んでるんですよ。
なぜモノ言わないかです、メディアも。
これ見ててごらんなさい。
やがて抑えられますよ。
そうじゃない!
モノ言う機関があって初めて健康なんだから。

不健康にしたいですか?
与党と政治家の一群のために?
それはなりませんよ、バランス取れないです。

生きてるってことは、常に正直に公平を求める心ですから。
それが生きてるって言う喜びなんだから。

つまり、声をあげるべき時には声をあげ。
思い出すべき時には常に思い出すことが大事です。

それからもう一つ。
備える事です。

ところが普段何も言わないのにこの時期が来たら、備えること備える事とこう言うのさ。(※ 東日本大震災から五年目の三月)

これを、偏りと言います。

つまりこんな有り様だから(政治家に)言いたいことを言わせてしまうんです。
常に声をあげて正しく思い出していれば言わせないはずの事を、(政治家に)言わせてしまってるんですよ。

私は断じて嫌ですね、政治家にすり寄る芸人にはなりたくない。」
日高晤郎さん追悼の会

。。。。。。。。。。。。。。。。。

13年3ヶ月前の晤郎さんの言葉ですが、今改めてその言葉の重みを感じています。
私達が忘れるから、政治家が好き勝手にやっていく。
それを報道しないマスコミは、やがて抑えられていく。

だから。
せめて。
なんとか。
そんな思いが私の胸を駆け巡るのです。

※この時の晤郎さんのコメント全文はこちらです。
日高晤郎ショー 東日本大震災報道・手紙後の晤郎さんのコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください