エンド・オブ・キングダム
☆おすすめ映画続編
土曜日の夜。
先日のエンド・オブ・ホワイトハウスが面白かったので、その続編を観ました。
タイトルが、エンド・オブ・キングダム。
ホワイトハウスがテロリストに占拠されたあの事件から2年後。
イギリスの首相が突然死亡し、その葬儀のために世界の首脳がロンドンに集結。
アメリカからは前作でお馴染みのアッシャー大統領が参列。
その身辺警護の一人が、これまた前作から引き続きマイク・バニング。
< 前作、エンド・オブ・ホワイトハウスへはこちら。
世界の首脳陣が終結したロンドンで起こる同時多発テロ。
各国の要人が次々命を落とす中、果たしてバニングは大統領を無事守り切れるのか?
そしてこの同時多発テロの背景に潜むものは何か?
私は楽しめました。
こういう映画は、単純に楽しむのがいい。
間違っても二年前に、あんなに簡単にホワイトハウスを落とされ、しかも大勢の犠牲者を出し、国内にあんなに大量のテロリストが居たのに検知できず、しかも戦争レベルの強烈な武器を豊富に準備していたことに気づけなかったアメリカ。
その教訓が、イギリスをはじめとして各国に活かされていない!!!なんて突っ込む方は、観ない方が良い。
気づかなかったんです。
気付けなかったし、活かせなかった。
ミサイルがピンポイントで直撃しても、生き残る敵も居て良いじゃないか!!
とまあ、私は割り切って楽しみました。
そうそう。
アメリカ国内から指揮を執る副大統領がアラン・トランブル。
この人物は、前回ホワイトハウスが陥落した時に、囚われのアッシャー大統領に代わり、軍を指揮した下院議長でした。
この働きで、副大統領に昇格していたんですね。
ポスターにも載っていますが、この三人の信頼関係がとても良いです。
主人公のマイク・バニングのターミネーター的な強さも心地よいですが、その根底にある信頼関係がとても良かった。
あと、こちらは欧米側に立った視点の映画ですが、敵側の文化や主張に考えを馳せると、欧米側が絶対正義でもないんじゃないか?と匂わせる作りも、深いですね。
さてこちら、前作と同じく、敵味方がボロ雑巾のように散っていきます。
ですので、お子様には見せない方が良いです。
が、日頃のストレスを発散するためにも、お薦めの2013年公開作品です。