明日への贈り物直前放送～日高晤郎ショー60
☆日高晤郎ラストメッセージ１～④
晤「申し上げておきます。
奇をてらった、外連味（けれんみ）のあるショーは、やりません！
昼夜買って下さったり夜しか買えなかったっていう人が、歌ってこんなに凄いんだ！という歌力（うたぢから）。
来週の木曜日。
リハーサルをやりながら、彼らにも言います。
彼らには身についたテレビの悪い癖があります。
例えば次の歌手を紹介するのにこうやって手を差し伸べたり。
歌人（うたびと）は、一曲のドラマに懸ければ良いんです！
次なんか忘れていい！
自分と勝負してくれ！
自分の最高のモノを出してくれ！
誰かと戦うな！
競うな！
って言ってあります。
もう一度言います、彼らに。
俺も全力を懸ける。
知力と体力のありったけを懸ける。
で、言っとくが君達に土曜日の俺を見せる。
そのことで君らは納得するだろう。
まずは言われたことを。
さっきパクちゃんにも小さい声で言いました。
一切注文つけるんじゃないよ。
何故かって？
なんで俺これ言えると思う？
俺は君の一番良い所だけを引き出して一番良い歌を皆さんにお聴かせしたいから。
それを、出来る子ですから。
健太、やるでしょう、勿論です。
パけちゃだってそれを見たら本来の歌の芸って気付かないはずがない。
走（祐介）はあれは俺の弟分ですもはや兄弟です。
公水ちゃんは公水ちゃんが出始めた頃からの付き合いです。
分からぬはずがない。
多分彼女は自分と、向き合って戦うと思います。
しかして最高の力を出すに決まってます。
そしてよし乃ちゃんは、これを修業の切っ掛け、スタート台としてこれから戦うでしょう。
だからこっから来週終わるまでは私は多分よし乃ちゃんには一番厳しくなるかもしれない。
よし乃ちゃんがいつか、あれは愛だったんだと気づいてくれればいい。
健太、パクちゃんも、走も、松原もね。
私、正直、彼らにちょっとアップテンポのものっていうのは出来るだけ避けました。
なぜかって言うと良い気になって皆さんお手拍子って言うから。
そんなこたあ手前（テメェ）のショーでやればいい。
忘れないように彼らに言っておかなきゃ。
これは、STVのショーなんだからね。
お前たちはここで最高のモノを出せばいい。
歌いたい歌？、、、バカヤロウですよ。
聴いて頂けてしあわせになる歌を歌え、そのレベルの歌を歌え、です。
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