007ノー・タイム・トゥ・ダイ再び
☆今度は通常上映で
良い映画は何度か観る主義。
料金が勿体無いとか、そういうことは言わない主義。
何度か観たくなったら、その分贅沢な食べ物は控えて、映画料金分を質素に過ごす主義。
いえいえ半田屋とか外食ではなくて、タクアンでご飯とか、納豆でご飯とか。
それで今日、映画貯金が目標額達成したので、通常映画版の007ノー・タイム・トゥ・ダイ。
☆ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの魅力
これまでのボンドは、女性は通り過ぎる風景って感じがありました。
それがダニエル・クレイグ版のボンドになると、第一作カジノロワイヤルではまだ過去作品の踏襲が感じられますが、そこからが違うんですね。
第一作に登場したボンドガール、、、今ではボンドウーマンと呼称変更したらしいですが、、、ヴェスパー・リンドへの想いをずっと胸に秘め続けている。
一途なボンドなんですね。
ここはもしかすると賛否両論別れる所であって、女々しいと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、そういう方はこんなblog読んでないで早く小便して寝ていただきたい。
もうこの一途なボンドがたまりません。
でも表面はクールでスタイリッシュなエリートスパイなんです。
ですが、とても誠実。
二回目のノー・タイム・トゥ・ダイ鑑賞なのでストーリーも分かってます。
なので冒頭から嗚咽してしまいました。
何気ない日常でも、その裏が切ないと見えてきて。
でも、ただ哀しい、切ないだけじゃない。
硬派のストーリー展開は今回の長い上映時間を少しも長いと感じさせません。
もうこれは、日高晤郎さんが絶賛されていたクレイグ版007。
全五作品、ブルーレイで手元に置こうと決めました。
晤郎さんが最後の作品までご覧になりたかったであろうクレイグ版007です。
あと最低でも二回は観たい。
観るたびに、視える風景が深くなる作品です。
は~~、良い作品に出会えました。
晤郎さんに感謝です。
ところで晤郎さんは、女性に一途なジェームズ・ボンドを是とするだろうか、非とするだろうか。
そんな想像も織り交ぜながら、鑑賞後の余韻に浸っている土曜便も夜です。
私の答えですか?
私はクレイグ版ボンドを、晤郎さん認められたと思います。
こんなにも深いジェームズ・ボンド像を描かれたら、、、。
過去の清算のメモ、ご覧になりました。
あの言葉に涙しない人は、本気の恋愛をしたことがない人です。
小便通常より多くして、すぐに寝てください。