暗殺と教団と有象無象

☆未熟な警護

あの暗殺からニュースでは、やはり、要人身辺警護の甘さへの検証が続いていますね。
どう考えても、不審人物が車道横切って背後から近づいてるのに誰も警戒していない。
それで外した1発目の轟音と爆風に警護の方が身を縮めて驚くだけで動いていない。 
そのまま2秒後の次弾発射となるのだけれど、これらの映像で世界に、日本のボケっぷりを同時に晒された事になります。

事件直後、素人の私でさえ思った事。
これが海外の大国の警護なら、この暗殺は防げたという事。

どうも日本が、色んな所から劣化してきているようでなりません。

しかし不愉快な事件でした。
その後の展開も、実に不愉快。

犯人の馬鹿が、「母親が新興宗教に走って家庭を壊したから、教団関係者を狙ったけれど難しかったので、狙いやすい元首相に標的を変えたんだ。」などと供述しているというんですね。

ド~モ~さくらだじゅんこです~~~のあの教団。
馬鹿犯人の言葉を借りるなら、あの教団はつまり、政府要人の警護よりも盤石な警備を付けているという事になります。
「狙いやすい安部元首相」
あの馬鹿犯人に舐められてる日本の要人警護。
こりゃあれですね、政府要人さえ守れないんだから、我々一般人は取り締まられるだけで守ってはもらえないんではあるまいか、特に奈良県民。
あ~やだやだ。

☆無機質な教団会見

先ほどその話題の教団の記者会見を見た。
見たんですが、どうもその、、気色悪い。
ようこそここへくっくっくっくと、意味もなく呟いてみる。 

人を幸せに導くのが正しい宗教だと思う私には、あの記者会見の無表情無機質おっちゃんがどうにもこうにもシアワセには見えないのです。

まぁそんな事より、教団の記者会見をニュースで取り上げるマスコミの気持ち悪さ。
どうも今回の衝撃的な暗殺から世間の視線を、犯人の家庭環境の裏に見え隠れする新興宗教の胡散臭さの方に背けようとしている気がしてならないんですね。

犯人の動機も背景も大事でしょうが、まずは何より手製の銃で人の命が簡単に奪えるという事に対して、そして今回の未熟な警護に象徴される今の日本の甘さに対して、もっともっと真剣に検証を重ねるべきでしょう。
元首相暗殺。
これに象徴されているのは、日本の各部門の劣化。

今日は晤郎さんに関係ないけれど、どうしてもこれを書かずにはいられませんでした。

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