台湾封鎖

☆日常幻想

昨日と今日と明日と。
私たちは基本的に同じ日常が続くという前提で生活しているのだと思う。
だけど最近はとうとう、そうのんびりしていられないのかもしれないと、凡人の私でさえ考えるようになった。

そのきっかけは、covid-19。
俗にいう新型コロナ。
敵の正体が見えずに世界的に経済が停滞。
不意に隣人が発病し、ともすれば急速に命を奪われる流行り病。
covid-19

そして二年。
どうにか人類がcovid-19との間合いが測れるか否かというところで、地球の反対側で起きたロシアのウクライナ侵略。
発生当初は対岸の火事的な受け止め方も見られた日本で、物価高騰・輸入品減少・資材不足の波が押し寄せ始めて知った現実、世界はつながっているという事。

戦意の無かったウクライナに対しての、ロシアの一方的な攻撃は戦争とは呼ばない。
これは前時代的な「侵略」であると、その理不尽さが連日ここ日本でも報道された。
一部の能天気な政治家さんが常々言ってた「こちらが戦意を持たなければ戦争は起こらない。だから防衛力もいらない。」という理論は、ロシア侵略の映像の前にはただの世迷い事だとハッキリ分かった。
プーチンのウクライナ侵略

☆台湾封鎖

ロシアによるウクライナ侵略は、そのロシアの逆側の隣国でもある日本に無関係だと思うほど、能天気な方はもう居ないだろう。
大国が、武力をもって勝てるであろう相手に突然に不意に大量虐殺を仕掛ける時代に入りかけているかもしれないのだから。

当然、ロシアと同じようなあの国も動き出すだろうことは多くの日本人が感じている事。

アメリカ下院議員議長のペロシ氏がアジア歴訪。
米下院議長と言えば、大統領に何かあった場合、副大統領に次いでその地位に就ける地位。
そのペロシ氏が歴訪中に表向きは突然に、台湾を訪れた。
台湾封鎖

それに対して中国は台湾を封鎖する形での軍事演習を決行。
台湾上空を中国のミサイルが飛翔し、日本のEEZ内にも5発だったか、着弾した。
台湾封鎖

大国による武力での威嚇。
いやな感じだがどうも、ウクライナの悲劇がよぎる。
それにしても我が国に、素晴らしい漢字文化や仏教文化を伝えてくれたあの素晴らしい国は、どこへ消し去られたのだろう。

いまはまだ表向きは軍事演習のレベルの武力恫喝だけれど、いつ侵略に移行するのか全く見えない。
質の悪いしつけの行き届いてない闘犬みたいなものだ。
いやごめん、そんな下等な闘犬はいないね。
ごめん。

「こいつ、いつ嚙みつくかわからない」という不信感。
くだらない国になり果てたものだ。
忘れていないぞ、あの日広場で若者を戦車でひき殺した事を。

台湾封鎖を匂わせ恫喝ついでに、日本のEEZにミサイルを計算して打ち込んだのだから、私たち日本人もいつ理不尽な封鎖まがいの恫喝に見舞われるかわからない。
ウクライナの悲劇はだから、けして対岸の火事ではないと知らされる。
国際的に理屈やルールなんて持ち合わせていないもう一つの国ロシアも、そうなれば尻尾振って北海道に上がってくるのではないか。
台湾封鎖

なんだか晤郎さんが旅立たれてから加速的に、晤郎さんの言葉やお考えも聞きたいと思う事案が増えている。
悲しく切なく、そしてとても腹立たしい事案が。

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