スイトピー
☆スタジオを飾った贈り物
切花が大好きだった晤郎さん。
芸人は切り花の命を頂いて輝くもの。
そう仰っていた。
春を迎えた第一スタジオが、時折、華やかになる。
そういう一場面を彩ったのが、伊達市の農家さんが贈ってきたスイートピー。
その農家さんは当然、日高晤郎さんの大ファン。
笑顔の素敵な方で、たまにいらっしゃるスタジオでは、いつも穏やかに晤郎ショーを楽しまれていた。
私が娘とスタジオ見学に通っていたある日。
放送終了後に晤郎さんが、その素敵なスイートピーの切り花を全て娘に下さった事がある。
両手で大事に抱える娘の笑顔を今も覚えてる。
先日道の駅で。
その農家さんの記事を見かけた。
室蘭民報の切り抜き記事。
そうか今は、トルコギキョウの季節なのか。
武田さんはやはりあの素敵な笑顔で写真に納まってらっしゃった。
こうして不意に、晤郎ショー仲間の今を知る。
何ともいえない喜びが、胸の奥から湧き出してくる。
これもまた、今も私の内側に生き続けている日高晤郎ショーの息吹。
有り難いなあと、しみじみ思う。
色んな意味で全て有り難い、と。