読書開始~散り椿
☆葉室麟 著
少し風邪気味なので、今日は全ての予定を取りやめて、家でおとなしくしております。
明後日、日高晤郎さんのお誕生日には、久々にあの場所へ伺うので体調を万全にしておかねばなりませんので。
そこで今日は、先ほどから散り椿を読み始めています。
こちらは、先日ご紹介しました通り、扇野藩シリーズの第一作目。
(二作目が、さわらびの譜)
まだ読み始めですが、ドキドキワクワクしております。
散り椿は、正確には「五色八重散り椿」という物だそうで、調べてみると販売もされていました。
なんでも、加藤清正が朝鮮出兵の時にあちらから持ち帰ったもので、それを豊臣秀吉が京都地蔵院へ寄進したものだとか。
通常、椿は花ごとポトリと落ちますが、この五色八重散り椿は、花びらが一枚一枚ハラハラと落ちるのだとか。
またこの椿は、大きく生長すると濃淡の幅がある花々が咲くのだとか。
先程の写真のは、白地に桃色の筋が入った「絞り」です。
さてこの花が、物語にどう絡んでくるのか。
葉室麟の世界、堪能中です。
それにしても、軽い喉の痛み、早く取り去りたいです。
ではでは静かな隠遁生活に戻ります。