DVD:緋牡丹博徒 お竜参上

先日、映画:緋牡丹博徒 お竜参上という記事を書きました。

その記事自体が、日高晤郎さんとの思い出から生まれたものでした。
というのも。
布袋本店の移転に伴い現店舗が取り壊しとなるので、では思い出のあの店にもう一度足を運んでおこうと行ってみたら、晤郎さんが書いたサイン色紙絵が飾ってあったからで。
その絵から調べてみると、これはどうも私が普段は全く見ない任侠映画のワンシーンだと分かり。

日高晤郎さんの描いた絵

それでは折角なのでと、ネットレンタルで観てみたという次第。

そうしましたらヤクザ映画と任侠映画の違いも知らずに、どうせ暴力絵映画だからと最初から全く関心が無かった自分の見識の狭さばかりが視えて来るようでした。
人情・礼儀・信頼など、まさか任侠映画で折々にホロリとさせられるとは思っておらず、ハンカチも持たずの鑑賞だったので往生もしました。

作品中には、日高晤郎さんのお師匠さんである勝新太郎先生の兄、若山富三郎さんも重要な役割で出演されていて、ううむこれはDVDが欲しくなったぞという事でネットで発注したのでした。

晤郎さんが描いた作品の名場面が観たいときに観られるという事がとても嬉しく。
晤郎さんの師匠のお兄様の演技も観られるのですから。

これはつまり、布袋本店に飾られたサイン色紙絵が私に買わせたようなものであります。
絵や言葉の力は、こういう点からも偉大だと私は思うのです。
緋牡丹博徒 お竜参上

DVDを発注した翌日でしたか。
急に、本当に急に、九州に行く事になりました。
これも実は、日高晤郎さんが私に結んで下すったご縁から発展した形のもので。
あまりに急な展開に正直少し右往左往はしましたが、肚は決まりました。
おおよそですが往復100時間の旅です。
列車のレール
映画、緋牡丹博徒の主人公、お竜さんの故郷が、熊本県人吉市(五木)。
そこに博徒の矢野組組長の一人娘・矢野竜子が生まれ、一般女性として大切に育てられていたが、ある日矢野組長が暗殺される。
それで竜子は、緋牡丹の彫り物を背に入れた、緋牡丹お竜として全国の賭場を渡り歩くという全七作が、緋牡丹博徒。

このように、まさか緋牡丹博徒に関わりのある地、熊本県人吉市を訪ねることになろうとは。
これは何かの引き合わせでしょうか?晤郎さん?
車窓からの風景
そんな感傷を打ち消すかのような、妙な生き物の看板。
これは、、、アザラシ???
復興呼びかけの看板でしたから、なにかのシンボルキャラクターなのでしょうね。
熊本県人吉市

ここからまた、結果的に晤郎さん経由で結ばれていくご縁と出会う訳ですが、この話は秘しておきましょう。
ともあれ、充実の急な旅でありました。

昨夜九州から戻ると、しっかり届いていました緋牡丹博徒 お竜参上。
まだ未開封。
これを開けるのは、お正月かな。
緋牡丹博徒お竜参上
金滴と、スルメと、やはりミカンも用意して。
今から正月の楽しみが一つ増えました。
そして今日から12月。
あっという間にクリスマスが来て、大晦日となりますね。
気持ちは今、しあわせいっぱいです。
緋牡丹博徒お竜参上

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