正月読書2021~ネヴァー・ゲーム

☆ジェフリー・ディーヴァー最新作

さあ、読了しました最新作。
昨日、1月3日午後、読み終わって本をパタンと閉じた時の満足感といったらもう、、、はい(≧▽≦)

晤郎さんが大好きだった作家ジェフリー・ディーヴァー。
最新作が出るたびに、晤郎さんの年末の書評(私の本棚)聞くのが楽しみで。

私の場合、晤郎さんの書評聞いてから読み始めるのが恒例行事となっていました。
あと、スタジオ常連さんの読書家Oさん。
Oさんがまたミステリー好きでいらっしゃって、スタジオ入りの前や放送の合間に、ディーヴァー最新作を語り合うのがとても楽しみでした。

晤郎さんが居らっしゃらなくなった今。
スタジオで集まる事とのなくなった今。
改めてあの頃は贅沢な時間だったなと思うのです、しみじみと。

さて、前置きが長く成ってしましましたが、ディーヴァー最新作ネヴァー・ゲーム
少しだけ感想めいたもの、書き記しておきます。

☆ディーヴァー作 新シリーズのスタート

車椅子の名探偵、微細証拠物件から犯人を追い詰めるリンカーン・ライムのシリーズ。
動作や表情などの変化を読み取るキネシクスの達人キャサリン・ダンスのシリーズ。
この二つのシリーズはもう、晤郎さん絶賛でしたね。

さて今回、新たなシリーズが始まりました。
サバイバル術の名手であり懸賞金付き失踪人探索のプロでもある、コルター・ショウが主人公。
キャンピング・カーで全米を転々とし、動物に愛情を持って接している(猫かわいがりではなく、本当の愛情)コルターに感情移入しまくって読みました。
キャンピングカーって、ロマンですよね。
移動できる家。
おっと、脱線だ( ̄▽ ̄;)

小説の舞台は、シリコン・ヴァレー。
格差も描かれています。
そして現代を席巻しているネットゲームの世界も描かれています。

やはりディーヴァー作品です。
今回も物語の面白さと並行して、勉強にもなりました。
私が特に勉強になったのは、ゲーム会社がゲームを開発するときの対象者の分類です。
どういう人がこのゲームを好むのかというターゲットの分類。
読んでて、なるほどと思いました。

もうこれ以上、多くは語りません。
語りすぎてしまいそうだから。
お時間あれば是非。

ジェフリー・ディーヴァー著
ネヴァー・ゲーム
文藝春秋社から出て、本体2500円+税

ディーヴァー作品を愛した日高晤郎さん。
晤郎さんが新作を読めない今、私達が偲びながら読むのも、一つの供養であり、会話でもあるかなとも思います。
ジェフリー・ディーヴァー

※ 昨年2020年正月読書は以下 

< リンカーン・ライム カッティング・エッジ

< 俺・勝新太郎

< 話術

                                                                         

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