「日高晤郎ショー 最後の日」8時台Part1
☆スタジオ内も、廊下も、ファンであふれていた
この日は、いつもより遅くSTV社屋三階の第一スタジオまで上がったと覚えています。
勿論、前夜にあんなにハードな舞台をあんなに上機嫌で届けて下さった晤郎さん。
絶対に消耗も激しいことは手に取る様に分かります。
スタジオにはお客様が満杯。
私はスタジオ前の廊下の真ん中より少し前の位置で拝聴することになりました。
廊下の天井には、埋め込み型のスピーカーが三か所設置されていて、場所によっては聴きやすいんです。
あと、スタジオブース内を映すモニターが一台。
(写真は、私の初スタジオ見学の時のもの)
いつもとどこか違うざわめきの廊下。
●ウィークエンドバラエティ日高晤郎ショー、オープニング
8時、まだ誰もこの時が最後の放送になるとは思っていない中、いつも通りのオープニングテーマが流れてきました。
そしてお馴染み、石田久美子さんの元気な声「ウィークエンドバラエティ日高晤郎ショー」に続いて、日高晤郎さんのオープニングトーク。
そのオープニングトークは、常連さんの旦那さんからの手紙、おくさまの誕生日がもうすぐと言う話。
それと南区のお馴染みさんからの昨夜の明日への贈り物Part3の感想。
「点滴受けながらドクターストップ受けているのに、あのステージでのチャラ(パク・ジュニョンさんの持ち歌)の軽快なステップ、晤郎さんに驚かされました」とご紹介。
ただし晤郎さん、「訂正しておきます、ドクターストップ受けたうえでのチャラのステップではありません。踊ってドクターストップを受けたのです。」との返し。
スタジオ内、笑い声。
晤郎さんの声は、呼吸量が足りない事に起因する弱々しいかすれ声。
呂律も回っていない状態。
但し、何となく全体的に満足感を感じられる「風」がありました。
「おはようございま~す日高晤郎です。」の挨拶。
いつもより格段にテンポが落ちています。
スタジオにはその他、前夜に舞台に立った歌人六名。
岩本公水さん。
松原健之さん。
走裕介さん。
こおり健太さん。
パク・ジュニョンさん。
戸川よし乃さん。
それぞれが挨拶し、ここで晤郎さん、もう一度「おはようございます、日高晤郎です。」と挨拶。
晤郎さんが作った番組のリズム感に、まだ体が沿っていないという違和感を感じました。
心は満ち足りていても、体が付いて行ってない証でしょう。
廊下では、CM中のスタジオ内での会話は、ラジオの前と同じく全く聞こえません。
なので私には、冒頭のこの二度挨拶が衝撃だったのを覚えています。
この後晤郎さんは、大切なお話をさりげなくされています。
「明日への贈り物」の目的についてです。
「ラジオの楽しさや大切さ、生放送の大切さ、お客様と接することの重要性、お客様の前に立てるという日々鍛えるという努力の積み重ね。それらを確認し学んでいこうねという我々のテーマ」だと。
ただそういう場がようやく充実してきた時に、高齢に起因する病を喰らってしまったけれど、これはこれで楽しいし、楽しんでるとも話されています。
病を喰らうと、結局は心の許容量が拡がると。
昨日の明日への贈り物Part3の昼の部と夜の部、お客様の喜ぶ顔が見られて、歌が心に一曲一曲沁みて幸せだったと晤郎さん。
●朝リク三曲
ここで最初の一曲は、こおり健太さんの「山吹の花」
朝イチプレゼント「サザエ食品の羊羹セット」その説明。
東李苑さんのラジオ番組が決まったとお知らせ
そして録音での東李苑さんの電話FAXmail告知
そして次の曲は、戸川よし乃さんの「十勝の春」
(ここで、10分経過しました)