「日高晤郎ショー 最後の日」1時台Part8
【晤郎さん】
昨日、帰り際、こおりに叱ったでしょ?
(はい!と、松原さん)
いつも一番多く接していて可愛がってもらってますから。
「酒も一緒に飲んでる人、6人そろってるんだったら、お前ね、こんな時ぐらい普段話合いが少ない人と話せ。自分で探して。、、、人生観が合う人同士で話しててそれでどうするんだ」と俺、言ったろ。
(はい、と松原さん)
公水ちゃん隣に居るんだし、逆なこと言えばよし乃ちゃんは今一番肝心な時を迎えてる。
走の漢気はどこから来るのか?
パクちゃんの端正さしかも異国で。
、、、なぜそれをお前が捉えて話さんか、だよ。
俺にとっては同じように怠け者に視える。
意欲は、大事なことだよ。
で、沢山自分からお願いして色んなことを教わる。
、、、お前、10年だろ?
昨日、俺言ったろ、10年。
俺たちの世界では、若手も若手。
(こおりさん、はいと返事をマイクが拾っている。)
20年でも中堅は早いんだよ。せいぜい30年。
、、、今だよ!
で、あのう、、俺は嫌なんだけど、説教してから先に失礼します。で、帰ったの。
で、一応ホテルまで美帆ちゃんが送ってくれて。
で、確かに送りましたって、戻って皆に報告してくれて。
で、今朝訊いたら。
「あの後、俄然盛り上がりました」って、、、
(スタジオ大爆笑)
、、、クッソ面白くねぇよ!
(スタジオ爆笑)
しかもその後、走のお客さんが、生きたアワビ。
(あ~~はい。と歌人達)
俺、結局喰ったのは、、、美帆ちゃんが食べようとしている薄い豚肉一枚、、、。
(スタジオ爆笑)
でも、美味しいお店だったね
(美味しかったですと、口々に歌人達)
、、うん。
充分に楽しんで、、、ほぼ寝てなくて、、、
こういう稼業なんだ
(はい!!と歌人達)
それを健太
(はい!!)
無駄にしちゃあ駄目だよ。
探してだよ。
だから、最後の最後に言ったんだ。
「俺たちはね、、撮影の現場、舞台の現場で、、、わずか3年位、師匠の教えを頂戴して、、、それが自分の中で自分が好きに膨らまし、あるいは、謙虚に伸ばし。」
そうやって俺はその後、ほぼ芸能という生活を、そっから始まって70年近くだよね、そ~~~んなに長くねぇよ。
(スタジオ笑い)
アホか!
(スタジオ笑い)
幾つからやってんだ
(スタジオ笑い)
まぁでもかれこれ60年近くでしょう。若いから。
勝新太郎という名優が居、端正な市川雷蔵っていう先生が居、お二人の先生を親代わりに学んできたのは、全部勝先生は酒の場所。
飲めるはずないじゃない(若き日の晤郎さんが)。
雷蔵先生はもうその時には腸がお弱くて、お粥、とかいう席。
そこでいろ~んな事を、、、学んできた。
無駄に世間話をしている時のお前を見ると、、、違う!!と思うんだよ。
(はい。とこおり健太さん)
だからこおりな、こいつとは飲んだりする時は、沢山みんながいる時は、健之!断ってくれ!
(松原さん、しっかりした声で、はい。)
他で話してこいって。
(はい)
俺はあの人と話したいからって。
本当の友情や愛情はそれだよ。
(はい)
で、そのあと二人になったときにね、「どんな話したの?」そしたらその人がこんな話をしました、「あ!それもあるよな」、、、「あ!それはちょっと俺と違うかも。」、、でもいい話聞いたね。
、、、これが、重ねるってことだよ。時間を。
よし乃ちゃんも勉めて努力しなさい!
(はい)
俺は今、説教臭くなってるけれど、実際は、、、説教臭いだけじゃないんだよ!!
汗臭い
(スタジオ笑い少し入って、時間目いっぱいでCMへ)
CM~循環コンビニ24 ~北見温根湯温泉郷
~サッポロクラシック 晤郎さん出演
(ビールは人生の一部だって言ったら、大袈裟だって言われるでしょう。でも、一日一日の大切な締めくくり、その一つである事は間違いないし、嬉しい出会いです。サッポロクラシック! この北海道とサッポロクラシックという大きな二つの出会いは、もう私の人生にとって大仰じゃなく大きな宝物です。有り難う!!、、、2時です。)
2時の時報