晤郎さんと古谷アナウンサーとネパール人
☆STVラジオ第一スタジオ廊下にて
土曜日。
昨夜から一気に五十七センチも積もった札幌。
一昨日の夜までは積雪が無かったのに、昨日の朝には既に銀世界。
そして夜にかけて、ドンと積もったという訳。
そしてそして、まだ降ってる。
土曜日。
ほんの四年前までは、晤郎さんが第一スタジオにいらっしゃって、多くの常連さんやお馴染みさんを前に、鮮やかな話芸を披露してらっしゃった。
一面の雪を見ながらぼんやり思う。
現在11時07分。
ラジオ人生講座が終わろうとしている時間帯だ。
体と魂が覚えてる。
また写真を整理していて、懐かしいのが出て来た。
スタジオで、晤郎さんとNHKアナウンサーの古谷敏郎さんとがおしゃべりされてる。
民間のSTVラジオに、国営放送のアナウンサーがご出演という画期的場面の一つ。
私は廊下のモニターでそれを楽しんでいて、音声は廊下天井のスピーカーから流れてくる。
トイレはすぐ目の前だし、気楽で身近な最高の勉強の場でもあった。
そのモニターを神々しく見つめ、何やら撮影しているのはどうも、ネパールちゃんらしい。
いや確証はないんだけれども、、、多分。
ネパールちゃんと言うのは、ネパールからお仕事の関係で日本に来て、日本語の勉強のためにラジオを聞いていて晤郎ショーに魅せられた晤郎ショー終盤期のお馴染みさん。
晤郎さんを観るたびに、片言の日本語で「ゴロサン、ゴロサン、ウキャキャキャ、オカシイ」と大いに笑っていた。
(、、、なんてね)
とにかくほんとに、その笑い声も佇まいも人柄も、晤郎さんは優しい笑顔で受け止めてらした。
放送界の垣根も超越し、国籍も超越する力を持った番組だった、ウィークエンドバラエティ日高晤郎ショー。