赤福とお福餅~赤福について

☆伊勢名物

昨日は疲れてました。
なので今朝起きぬけに(午前4時半)調べました、赤福とお福餅の違い。

「気になることは自分でまず、すぐに調べなさい」は、晤郎さんから頂いた言葉。
今でも実行してます。

さて、私が今回間違ったお福餅と赤福、これについて分かったことを書き出してみましょうか。

☆赤福

伊勢神宮のおかげ横丁に本店を構える赤福は、創業が宝永4年。
西暦で1707年となっています。
が。
これは1707年に既に存在したという記述があるからで、実際はもう少し古いみたいですね。
赤福
ご存知の方は多いでしょうが、赤福は平たく言うと、あんころ餅です。
表面が波打つように作られていますが、これは、作る最後に手のひらに置いて、もう片手でキュッとやった指の跡。
この指の跡が、本店脇を流れる清流五十鈴川の川面の波を表しているんだそうです。

五十鈴川は、伊勢神宮の広大な神域の森の中から流れてくる川で、清浄という言葉がぴったりなんです。

本店の土間に、大きな釜がありましてね。
そこで沸かしたお湯で、お茶を淹れてくださるんですが、それもまた美味しい。

私がかつて日本中を一人旅した時、この本店で、お召し上がり盆というのを頂いたんですが、、、
ホームページから写真拝借してリンク貼っておきますね。
こちらが、お召し上がり盆。
赤福 お召し上がり盆

その際にお店の方が「どちらからいらっしゃったんですか?」とお尋ねになったので、その旨を伝えたんです。
そしたら店を出る時、土間の大釜で淹れたほうじ茶を私の水筒に並々と入れて下すって、更にその時接客してらした全員が手を止めて、店の前に並んで私を見送って下すったんですね。

驚きました。
確かに私は普通の観光客ではなく、真冬の日本を自転車で一人旅という、まぁ無謀なことをやってましたんで。
おそらく、私が単なる無謀な旅をしているのではなくて、何か目的があって命懸けの旅をしていると察して下すったんだと思います。
あれには涙が出そうでした。
ぐっと我慢しましたけどね。

あとで、伊勢で知り合った老夫婦にこの話をしたんです。
伊勢って、暖かい土地柄ですねって。

その老夫婦は、こう仰っていました。

「元々伊勢は、旅人に優しい土地です。
江戸時代のおかげ参りで、全国から旅人が集まってきたからでしょうね。
でも、赤福はまた別格ですね。
現代でも社員教育が徹底していて、お客様をおもてなしするという事がどういうことか、全員が分かってるんです。」
その旅からもう今年で30年ほどになりましたが、鮮明に覚えてます、この言葉。
こういうお店なんです、赤福本店。
だから今でも見かけると、つい買っちゃうんです。

今も、伊勢神宮参拝者のために、朝5時開店の赤福本店。
ご存じない方は、こちらもリンクを貼っておきますので、お時間の許すときにご覧ください。
赤福本店
では本日ここまで。

今日はこれ以上書くと長くなるので、お福餅については明日書きますね。

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