札幌パークホテル建て替え問題はどうなった？？

☆パークホテルの取り壊し問題

土曜日快晴の朝を迎えた札幌。
私は今でも、土曜日の朝を迎えると、どこかドキドキします。
かといって、楽しみなラジオ番組はもう無いし。
テレビはもっとつまらないし。

良い時代は、過ぎた後が寂しいものですね。

さて、日高晤郎さんと言えば、札幌パークホテルです。
そのパークホテルが、本当ならば、昨年後半から取り壊されることになっていました。

☆新MICE施設整備基本計画

これは、晤郎さんが旅立たれた翌月の2018年5月。
札幌市と、パークホテルの運営を行っているグランビスタホテル＆リゾート、そして株主のサンケイビル、が建てた共同事業「新MICE施設整備事業」の基本計画が策定されました。
これも何か大きな時代の変わり目を感じますよね。

そしてその翌年。
2019年の12月。
私たち晤郎さんファンにとっては、日高晤郎クリスマスディナーショーのイメージである12月に、新MICE施設整備基本計画の基本設計が完了。
これによりますと、札幌パークホテルを2023年後半には取り壊すことが決まったんです。

ところが、コロナです。
Covid-19。
これが大流行して情勢が変わった。
新MICE施設整備事業は、2024年3月まで再検討再延期となっています。
現在は、検討を再開することとした、と「札幌市経済観光局観光　MICE推進部観光　MICE推進課」が公式HPで述べています。

簡単に言うと、検討再開をしましょうと決めました、ですから。
結局何も始まっていないんです。
一応、今年度中には概要を取りまとめるとされていますが、、、。

これは想像ですがね。
資材高騰や札幌オリンピック招致の右往左往に振り回されて何も決める事が出来な状況なんじゃないかと、私個人は思います。
まぁ、そう外れてもいない推測だと思いますが。

☆MICE？？

なんでもかんでも英語で言えば良いってもんじゃない。
だいたい、英語表記すると響きだけでなんか素晴らしいものだ、なんて錯覚が生まれる。
掘り下げるとこれ、西欧コンプレックス。
晤郎さんも、たまにこの傾向の事を仰っていましたよね。
私も、英語表記する人自身がその意味を理解してなかったりするという場面を、多く見てきましたから納得です。

そこでこのMICE。
ヤングマンみたいでしょ、M～ICE、M～ICE♪ってダンスだって出来そう。

これは「企業等の会議（Meeting）、報奨旅行（Incentive Travel）、国際会議・学術会議・学会等（Convention）、展示会・イベント（Exhibition/Event）の頭文字を取り、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベント等の総称として用いられる「MICE」は、高い経済効果や国際的なブランド力向上につながるものと期待されています。」（出典：札幌市ホームページ）

こんなややこしい書き方をするから、書いた本人もこんがらがるんだと思うぞ！
しかもこんがらがってる本人が、こんがらがってることに気づいてないと思うぞ！！
、、、って、日高晤郎さんが空の上から仰っているかもしれませんねうふふ。

つまりは結局、今でも幸いにも、私たちが慣れ親しんだあの青いタイルに包まれた札幌パークホテルは、健在であるということです！

☆現在の中島公園周辺再開発

現在、アクサ生命がパークホテルの豊平川側にライラックスクエアという複合商業施設を建設中。
こちらは外資系のホテルも入るのかな。
来年夏にはオープンとのこと。

そのライラックスクエアのススキノ側隣には、こちらも外資系ホテルのコートヤード・バイ・マリオット札幌が、今年7月には開業。

中島公園のススキノ側は、MICE含めて大きく様変わりしますね。

でもなにか、札幌市の、札幌ドームへの明らかにおかしい資金投入などを目にしていると、大丈夫かい？MICE？？と思っちゃうんですよね。
まぁ、今のパークホテルに愛着がある故の、私の雲った目での思いかもしれませんが。

ともあれ、今年はまだあのパークホテルは健在のようですから、今のうちにたくさん眺めておきたいものです。
中島公園から見るパークホテルは最高。
その後のピアレでのお茶は、とても懐かしい気持ちを呼び戻してくれます。