映画:チャーリ-とチョコレート工場

昨日はバレンタインデーと言う事で、あちこちでチョコレートを盛んに売っていました。
その影響もありまして、2005年の映画「チャーリーとチョコレート工場」を、Amazonのプライムビデオで鑑賞。
字幕版のレンタル代が100円でしたが、何か知らないポイントが貯まっていて、結局0円視聴。

久々に観ましたが、歳をとると見るポイントが変わるのでしょうか。
随所で涙が溢れました。
以前に観た時よりも、より素晴らしさを感じ取れたのが不思議です。
分類としては、ミュージカルファンタジー。
チャーリーとチョコレート工場
物語の冒頭は、こうです。

世界的に有名で大人気のウィリー・ウォンカのチョコレートは、その工場内部がある事件をきっかけに完全に非公開。
ところがある日、そこの社長でもあり工場長でもあり菓子職人でもあるウォンカは、製造する大量のチョコレートの中に、たった五枚だけゴールデンチケットを忍ばせた。
このゴールデンチケットを引き当てた人には、工場内部見学と、その内さらに一名に特別なプレゼントを与えるという。
そうして世界中で起こったのが、ゴールデンチケット争奪競争。

結果、五人の子達が当選。
その子達は一人、もう一人家族の帯同が許されていた。

そして工場見学当日。
ウォンカのチョコレート工場に集まった個性的な五家族10名の当選者たち。
チャーリーとチョコレート工場
しかし工場内部は余りに個性的。
案内するウィリー・ウォンカは、その都度、見学ルールを伝えるが、そのルールを無視した子供達から一人ずつ脱落していく。
そして最後に残った一人の子に、ウォンカはあることを伝えるのですが。
私は感動しました。
まぁ、歳をとると涙もろくなるというのは本当で。
その理由は、人生の経験を多く積み重ねていきますので、共感が増えるからでしょう。
なにも、歳とってボケたから泣くのではありませんですよ。
ウィリー・ウォンカ

まぁ、ゴールデンチケット当選者のほとんどの子が小憎らしい、かわいくない、お灸をすえてあげたい。
それに付き添う親も親。
一組を除いてね。

まず、注目ポイントは、それはもう当然主人公の子の生活環境ですが、これはほっといても注目が集まるでしょうから割愛。
それよりまず、チョコレート工場の主、ウィリー・ウォンカが抱えているトラウマです。
過去に家族から自分自身を否定され傷つき、家を飛び出して、ようやく自分の能力を発揮できるチョコレート工場を経営するまでになった。
ところがそこに裏切りが起こり、ついに純粋なウィリー・ウォンカは心も工場も世間から切り離し、内側に閉じこもってしまうのです。
チャーリーとチョコレート工場
そんなウォンカが、やがて世界的にも有名になり、ついに15年振りに外部から工場見学という形で第三者を自分の内側に招くというのですから、きっと何か目的がある。
けれどウォンカ自身も、外部の第三者を内側に招くというのは、大変怖い事なのです。
幼い頃、父に自分という物を否定されたトラウマ。
信頼していた工場の従業員に裏切られたトラウマ。
なので良かれと思って工場見学で見せる風景も、否定されたり小馬鹿にされたりすると、実はウォンカ自身が相当傷つく。
それでも尚、工場見学に五名の幸運児を招き入れた目的は何か?
もしこれからご覧になる方は、是非ここを頭に置いてご覧ください。

昨夜の鑑賞後、調べて驚いたことが二つあります。
その内の一つが、工場内の装飾。
チョコレートの滝や川が流れているのですが、その周囲の風景。
これ、全て本物のお菓子で出来ているのだそうです。
チャーリーとチョコレート工場
本物の菓子職人たちが精魂込めて仕上げた風景なんですって!!

工場内には、チョコレートに入れるナッツ類の皮むき作業をしているリスが多数おります。
心が濁っている私は、コンピュータグラフィック、つまりCGだと思いつつ見ておりました。
ところが。
このリスたち、全部本物のリスなんですって。
この映画のために調教して撮影したのだとか。
ちょっと脅威なんですけど、と私、調べて完全に思考がしばらく停止しました。
チャーリーとチョコレート工場
いやぁ、見事すぎます。
CGじゃないんだ、、、、。
凄すぎます。
リスたちの動きが、しっかり映画の流れの中で違和感なく撮影されてるだなんて。
チャーリーとチョコレート工場

世間から隔離されている内部非公開のチョコレート工場が、なぜ世界的に人気で今でも生産ラインが動き続けているのかという秘密は、こういった人間の従業員ではない、リスや、ウンパルンパという生き物を従事させているからと言うのが、工場見学の過程で分かって行きます。
まぁ、このウンパルンパたちが楽しい。
チャーリーとチョコレート工場
問題児たちが身勝手行動の末に消えていく毎に、仕事をほっぽりだして踊って歌う。
みんな同じ背格好と顔。
即興ながら、その問題児たちが抱える闇を面白おかしく歌う。

特に私は、テレビ電波を使ってチョコレート転送実験の場で歌われた歌詞が、現代の私達にもすべてピッタリくる内容で驚きました。
ブラックジョークでありますが、子供の内にテレビやパソコンにスマホなどのデジタル機器に必要以上に依存させることは本当に良くないと私自身、本気で思っています。
チャーリーとチョコレート工場、なかなかどうして。
ファンタジーの要素を存分に使いつつ、一本芯の通った骨太の作品だと感じました。
是非、親子でご鑑賞ください。
そして出来れば、鑑賞後に親子で語らってみてください。
チャーリーとチョコレート工場

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