私的感想「日高晤郎フォーエバー」
☆日高晤郎フォーエバーで、個人的に驚いた部分
①、一番驚いたのは、奥様が実名で登場されていたこと。
実は私、日高晤郎さん関連で調べていって、偶然にあまりにプライベートな事が出てきた事が何度かあります。
それは迷わず封印。
絶対に他言しないし、一切の記録に残しません。
プライベートを見せないというのが晤郎さんの美学でもありましたから。
お亡くなりになってからも、私たちファンは、日高晤郎さんが悲しむことや嫌がることは絶対にしない。
これは、日高晤郎さんファンとしてのプライドでもあります。
実はここで述べた、私が封印した情報の一つが奥様の事でした。
もちろん、お名前も。
それ以上の事も。
驚きました。
この本で、奥様ご自身の言葉で語ってらっしゃる。
驚きつつ、それが奥様の意志であるならばと、しっかり読ませていただきました。
奥様の一言一言が、薄墨が和紙ににじみ拡がるように私の胸に沁みました。
でも。
当ブログでは、私のファンとしての美学として、封印した情報は永遠に口外しません。
それが私の姿勢であり、晤郎さんから教わったことの一つですから。
②、二番目に驚いたのは、「最後の晤郎ショー終了後の晤郎さん」が描かれていたこと。
晤郎さんは、ネットカメラの入った放送中の様子は、不特定多数から見られて当然と、「日高晤郎」を貫いてらっしゃたはず。
だから私も、その時の写真も添えて、blogで投稿を続けたんです。
しかし、病室での写真や、放送終了後のホテルでの様子は必要だったろうか?
晤郎さんは、番組でない部分を公開しても良しとされただろうか?
いえなに、これはファンとしての晤郎美学を思っての意見。
あ、晤郎さん美学、そういう意味では「お酒」関しての暴露も、日高晤郎さんは望まれないんじゃないかと思いました。
まぁ、、、多くの方はたぶん、新事実として知りたかったことなんだろうけど、、、
私はちょっとそこまでは、、、
正直、ラジオ話芸人として、放送終了後の姿は公開してほしくなかったのでは、などと思うんです。
あとP357の本文第一行目。
日高晤郎さんファンならば、やってはならない表現です。
ここは著者の川島さんに、どなたかお伝えくださいませんでしょうか。
できるなら、表現を変えてください。
日高晤郎さんが悲しまれます。
どうか、お願い致します、と。
③、三番目に驚いたのは、貴重な写真やエピソードが満載な事。
とにかく読んでいて飽きない。
北海道新聞夕刊連載の私の中の歴史も、こうして読み返してみると、所々忘れてしまってるとこもあって新鮮。
また、人選の幅広さも嬉しい。
特に、岩本芳修さん。
なんてったって、日高晤郎さんの才能を見出し、STVラジオでの場を作って下さった方ですから。
お話の加減が、私的には肌に合う。
またその語られている内容が、今調べていることの参考になって、個人的にとても嬉しかったんです。
あと、ワガママゼイタクをいえば、五木ひろしさん・吉幾三さん・天童よしみさん・岩本公水さん・パクジュニョンさん・戸川よし乃さん・福永アナウンサー・田付美帆さんには、話しを聞いてほしかったなと、、、、ああ、はい、ゼイタクワガママすぎですね(^_^;)
言ってみただけです m(__)m
☆日高晤郎フォーエバー目次
日高晤郎フォーエバーの目次を記しておきます。
ページ間に空白がある個所は、晤郎さんが描いた絵画だったり、言葉だったり、写真だったり。
ご購入の参考になれば幸いです。
・はじめに(P5~P10)
著者の川島博行さんが語る、日高晤郎さんとの出会い。
そしてこの本を書くにあたって。
・闘病から終幕へ(P14~P19)
放送を続けながらの一年間に渡る治療。
そしてご逝去されるまで。
・私の中の歴史(P22~P114)
北海道新聞夕刊「私の中の歴史」。
そこに、「話芸人 日高晤郎さん」として32回連載された記事の加筆修正再録。
・ゆかりの人に聞く(P117~P351)
関係者や歌人やファン、総勢34名へのインタビュー
・ラジオ話芸に向けた芸の軌跡(P357~P361)
晤郎さんの、映画・テレビドラマ・声優・歌手活動記録。
そして北海道時代に入ってからの、語りや歌のレコード・CD・DVDの記録。
・日高晤郎さん出演の主な映画(P362~P363)
年表形式による、映画一覧
・略年表(P364~P366)
日高晤郎さん、1944年~2018年の人生年表
・あとがき(P368~P371)
川島博行さんが、日高晤郎フォーエバーを執筆するに至った経緯など。
☆日高晤郎フォーエバーのご注文は、エイチエスがおススメです。
私の経験上、この本の注文は出版元が親切で迅速でした。
(私は失敗しましたが、私の友人はエイチエスで良かったと大喜び)
この一冊。
気になる方は、是非!
エイチエスへのご注文は、こちらをクリックすると便利ですよ~
本のタイトル:日高晤郎フォーエバー
著者:川島博行
出版元:エイチエス株式会社
定価:1600円+税
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時々、拝見してます。
日高晤郎フォーエバーを購入して、私も少し驚きました。
でも、晤郎さんは、プライベートを見せないと同時に、バランスを気にされていた方でもあったので、暴露とまでは思いませんでした。
渥美清さんが亡くなった時に、余りにもプライベートを隠し過ぎて気持ち悪い、と言っていたのが記憶に残っていましたので…
ゆかりの人…縁の人かな、晤郎さんへの思い、聞いてみたいですね。追悼集などが出版されると読んでみたいです。
なおひろ様
コメントありがとうございます。
フォーエバーという本に対しては、他の方も様々な思いがあるようですね。
私が思うに追悼集が今後もし出るとしたら、しっかりした方で、きちんとした思いのある方が中枢に携わっていただきたいです。
また、私がまず望むのは「北の出会い地図帳」です。
番組で紹介された日付付きの。
残念ながらもう仕舞ってしまったお店もあるかと思いますが、訪ねてみたいですね、思い出と共に。