日高晤郎ショー 東日本大震災報道・16:54

 日高晤郎ショー 東日本大震災報道・16:52より続く。

☆3.12PM4:54

【晤郎さん】
「今日ほど、朝八時が待ち遠しかったことが有りません。」
メールを、長文ですが頂きました。
青森県のクドウシホさん。
青森県青森市の方なんですが。

「それは何故かと言うと、青森市も地震直後から停電になりました。
で、予想される暗闇と寒さに対応するために、電気不要の反射式ストーブを押入れの奥から出したり、ラジオ用の乾電池の在庫を点検。
爪先にカイロを貼って、着ぶくれ、出来るだけ着ぶくれして、取り敢えず朝までの対策は考えつく限りを尽くしました。
で、水道は使えていましたし、電気の復旧は翌日には何とかなるだろうから、晤郎さんの放送を聴くための乾電池が在りさえすれば良い。
でも晤郎さんのは、放送が果たしていつも通り始まるか?
それが不安でいっぱいでした。

で、しかも娘二人が仙台市に居るために、気が気では有りませんでした。
一人は学生。
津波が襲ったという若林区に部屋を借りてます。

で、もう一人は社会人ですが、たまたま仕事が休みで、東京から、妹が居る仙台に遊びに行っていたんです。

で、メールも電話も携帯も繋がらなくなりました。
もうある意味私、覚悟をしました。
行きたくても行けない葛藤と一晩中戦いました。

いつもなら、放送と同時に起きる私ですが、4時5時6時7時、何度8時の放送が待ち遠しかった事か。
もうとにかくひたすら待ちました。

乾電池のラジオから晤郎さんの声がいつも通りの流れてきた時は、泣きそうになってしまいました。

8時を過ぎて間もなく、電気が復旧。
それから3時間ほど経って、奇跡的に上の子からメールが届きました。

二人は別々の場所で地震に合い、連絡が取れない状況でした。
若林区のアパートの住所が頭に入って無かったらしかったので私が伝えると、またしばらくして電話が。
一晩中部屋でじっとしていたという妹を発見したという報告でした。

 日高晤郎ショー 東日本大震災報道・16:56へと続く。

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