1990年に発売された「つづれ織り」
日偏が付いて晤郎さんになってから、初めてのシングルだと思います。
カップリングは、「街の灯り」
この年は、前年11月ベルリンの壁崩壊からの東西ドイツ統一。
宇宙探査機ボイジャーは、史上初めて太陽系全体の写真撮影に成功。
前後しますが、ソビエト連邦で初の大統領誕生。最高会議議長だったゴルバチョフさんがその座に就いたんですよね。
大きく世の中が動き出した年でもあったように思えます。
花札の任天堂より、カタカナのニンテンドーが馴染みとなっていく切っ掛けのスーパーファミコンを発売したのもこの年でした。
まだ、スマホ依存とかゲーム中毒とかネット廃人とかに無縁な、まだ健康的な若者が多かった時代の終わりでもあったのかも知れません。
さて、つづれ織り。
作詩、(作詞ではなく、作詩ってとこが洒落てますね)山上路夫さん。
作曲、堀内孝雄さん。
もう堀内孝雄さんは今更書かなくても大丈夫ですよね。
ここでは作詩の山本路夫さんの作品を、私の心に響いたもの中心に調べてみました。
梓みちよ「二人でお酒を」、小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」、キャンディーズ「あなたに夢中」、アグネスチャン「ひなげしの花」、天地真理「恋する夏の日」、赤い鳥「翼をください」、ゴダイゴ「ガンダーラ」、野口五郎「私鉄沿線」、西郷輝彦「願い」、ウルトラマン80主題歌、水戸黄門主題歌、ハウスバーモンドカレーの歌エトセトラエトセトラ。
そしてなんといってもこの曲「岬めぐり」、歌うは山本コータローとウィークエンド(バラエティー日高晤郎ショー!!!)
調べていて、なんだそういう巡りあわせの歌なんだなと、ちょっと嬉しくなりました。
再版のは確認してませんが、つづれ織りにはこう記してありました。
そう。
つづれ織りは、ウィークエンドバラエティ日高晤郎ショーのテーマソングだったのです。
世界が大きく変わろうとしていた1990年。
そんな時代に生まれたつづれ織り。歌詩とメロディーが、一層心に沁みる一曲ですね