1968年のこの年、ラジオではオールナイトニッポンの放送が開始され、小笠原諸島の日本復帰。東京府中での3億円事件も発生。
本では遠藤周作さんの、どくとるマンボウ青春記。
私にとっては、インスタントラーメンのサッポロ一番味噌ラーメンが発売開始というのが嬉しい。
あとゲゲゲの鬼太郎の放送開始。白黒テレビでの鬼太郎、現在のと違って、どこか物悲しく恐ろしくニンゲンを超えるものたちが存在している夜の暗闇の本当の怖さに惹かれました。死なない、病気もしない、学校も試験もない。なんて心をわしづかみにする世界観でしょうか。作品が子供に媚を売らない、とても良い時代だったと思います。
さて、吾郎さんのレコードは、A面が「砂の香り」B面が「すてきな別れ」
これまでのジャケットは、吾郎さんの顔のアップ写真のみだったのですが、このレコードは歌のイメージを見せている感じです。
吾郎さんをプロデュースする側に、販売戦略の転換をという意図があるのかもしれませんね。