正月読書~話術
☆読みやすい、解りやすい、深い
徳川夢声。
晤郎さんの著書にも少し触れられている昭和の話術家。
無声映画の活動弁士、漫談に演劇、ラジオ朗読、作家としてエッセイや小説と多方面に活躍した日本のマルチタレントの元祖的存在。
そんな徳川夢声さんの、ハナシの技術論。
技術論と言っても、そんな硬いハナシではない。すんなり読める。
初版1949年。
白揚社刊、全227ページ、定価1800円。
きっと晤郎さんは読んでらっしゃると思う。
たまたま通りがかった古本屋で出会った一冊。
不勉強な私は、こういう本がある事さえ知らなかった。
徳川夢声、すこし余裕があるときに次の本も読んでみたい。
晤郎さんファンならば、一回は読んでおきたい本かも。
私は1月3日、二時間で読むことができました。
書き方が優しく、すいすい読めますが、深い。