「日高晤郎ショー 最後の日」8時台Part2

前回よりの続き

戸川よし乃さんの「十勝の春」の曲が終わるころ、晤郎さんの会話が挿入される。
「パクちゃんにとっては、全部兄貴分かい?」こおりさん以外は此処の歌人全員年上という。
そこで晤郎さん、昨夜前半のステージで一瞬二人きりになったとき、パクさんにこう尋ねたという。
「年上の歌人の衣装みて、誰が一番似合ってないか」

勿論そんなこと、言いにくい。
少し迷ったパクさんは、せめて誰にもわからないように韓国語で答えていいですか?と言ったらしい。
そして晤郎さんにそっと走さんを指さして、「アンニョンダセヨ」

晤郎さんは、やはり晤郎さんだった。
廊下のスピーカーからは、スタジオ内の爆笑が聞こえてきていた。

CM~農村に触れあいに出かけませんか ~ドコモショップ ~札幌パークホテルブライダル

晤郎さんの会話挿入
昨日の打ち上げパーティーで蛸料理が出た。
世界でも食べるところが少ない。
昨日の料理は、一番歯ごたえのある蛸料理が出た。

「パクちゃん、韓国でも蛸は食べるのと聞いたら、食べますという。食べてみたんだねパクちゃん。でも硬い蛸だったから大丈夫かい?と訊いて観たら、カムサハハイイヨ」
スタジオ内爆笑。
(ただいつもと違うのは晤郎さん、途中で一瞬、「ん~~」と話の展開を一瞬迷った時があった。一般のラジオパーソナリティなら普通の事だが、晤郎さんにしては珍しい場面だった。)

●道路交通情報

担当 道路交通情報センター クリヤマサトミさん
道路交通情報が終わり、晤郎さんの「ありがとうございました」に続いて、函館のファンからの短いメールが読まれる。
「明日への贈り物、圧巻でした」と。受けて晤郎さん、「そうでしょ、悪い奴ばっかりでした。」スタジオ爆笑。CMへ

CM~トラックファイブ
CM~ドコモのタブレット ~五木ひろしコンサート7月の旭川と札幌

●おはようメールボックス

(提供 和食レストランとんでん

網走から従妹とやってきて、昨日の昼夜のステージと翌日のスタジオとで三度、晤郎さんにお会いできる嬉しさを綴ったメール。
それを読んで晤郎さん、その方がスタジオに入られてないのを確認してひと言。
「どなたか、1~2時間代わってあげようと思った方は代わってあげて。」とスタジオ内常連さんに言葉がけ。
(この気遣いと会話が、晤郎さんと常連さんの絆なんです。そう、晤郎ショーは、常連さんもその一部なんです。)

宝塚から見えているファンの方に、「どなたが目的ですか?ああ、パクちゃん。差し入れありがとうございました。」

そして昨日の明日への贈り物Part3の話。
途中、マイク感度の事で調整室のライムさんに苦言。
しかし放送音声は全く普通に聞こえていたので、晤郎さんにだけ聞こえていなかったという事なんでしょう。
つまり、晤郎さんの聴覚は既に異変をきたしていたのではと推察されます。

ひとしきり注意した後、ゲストの歌人に向って「何の話です??」とボケる晤郎さん。
スタジオ笑い。

「それにしても、オーケストラをバックに昭和縄のれん、語りから歌になったよね」と絶賛。
「俺も歌人だったけれど、我々からお客様に与えることは何にもありません。あなたが拾ってください、言葉を。あなたが大事なものを探して、自分の心に置いてください。そういう場所なんです。だから歌人や、それを企画構成演出して案内する私は、身をすり減らして当たり前なんです。お客様の応援に応えるためには、それは当然なんです。」

晤郎さんのその時の言葉が胸に突き刺さりました。
お客さんがすり減らす貴重な時間や貴重なお金。
それを考えると、お客様に笑顔をもらっていただく事に全力を傾けるのが芸人の存在意味なんです。

またこうも仰っていました。
北海道は広い、しかし交通の便はそれに比較しても充実はしていない。
ただそこにある風景からも素晴らしい歌が自然と生まれてくる土地なのに、削るのなら葉いっそ無くせばいい。
財政の問題のため只削減すればいいという発想では未来は生まれない。
どこか努力を忘れてはいないか。

多くの示唆を含んだ言葉を、最後の日にまで私たちに遺して下さっていたのですね。

~CM和食レストランとんでん
~CM吉徳大光札幌店 ~モダ石油 ~ソニー損保 

日高晤郎ショー 最後の日8時台Part3に続く

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