東李苑さんが、日高晤郎ショースタジオに初めて来た日

☆アズマリオンという言葉を知らなかった昭和な私

その日、私は仕事を済ませて遅れてスタジオへ。
当然廊下。
森本プロデューサーが通りすがりに「お!和彦さんもアズマリオンチャンお目当て(*^▽^*)」と声かけられ、頭の中が??????????????
いやあ、あんなに疑問符が飛び交ったのは初めてじゃないかな。
その日は朝から晤郎ショーを聴けていなくて、必死に仕事を片付けてスタジオに向かったのだから。

アズ・マリオン・チャン。
私の頭の中には、森本Pの言葉が自然変換されてそう刻まれた。
新手のスイーツかと思った。
もしくは、ゴールデン・タマリンの新種かとも真面目に思ったのだった。
これがゴールデン・タマリンね。
で、これも良くある話、「ン」一文字しか合ってなかったりする。
ゴールデンタマリン

アズ・マリオン・チャン、、、なんじゃそりゃ?
そうしたら森本Pがまた忙しそうに私の前を移動しながら私を見て、「リオンチャン、うふふふふ」と笑ったのだ。
アズ・マリオンではないらしい、しかもリオンチャン???
アズ・マリオン-リオンチャン=アズマ
おおお、アズマと言えば八郎的な。
苗字ではないか!!!
どうも、東リオンチャンという人が、ああ、廊下のモニターに映ってるかわいらしい女性らしい。
どこぞのキャンペーンガールかなと気にも留めなかったが、森本Pがまた戻ってきて移動しながら、「良いなぁリオンチャン」と私にウィンクなんぞ投げて来よった。むさいおじさんが、むさいおじさんにウィンク投げてよこしよるとは世も末。
しかし森本Pの嬉しそうな表情は、晤郎さんとゲストさんが上手くかみ合っていることを表している。

廊下で晤郎さんの会話を聴いていると、本当に楽しそう。
アズマ・リオンチャンが、若くてかわいいからとかじゃない。
会話のテンポも声のトーンも、打てば響く利発さも。
なに、この人。只者じゃない!!!

☆東李苑さんファンの青年は、実に正しいファンだったのだ

私に遅れて5分。
(そう、ここまでの文章は5分くらいの間の出来事と心の動き)
一人の青年が廊下に並んだ。
存じ上げないお顔。
なんと、名古屋から来たアズマリオンチャンの熱烈なファンだという。
観光で札幌に来ていて大通公園散策中に、STVラジオのウィークエンドバラエティ日高晤郎ショーにアズマリオンが出演していると流れている放送を聴いて調べつつようやくたどり着いたという。

な、、名古屋、、、何者、アズマリオンチャン。
熱烈ファン青年は、それから特別講義を私だけのために開いてくれた。
リオンは、頑張り屋なんですよ。
リオンは、ピアノが得意なんですよ。
リオンは、グループ最速デビュー?(ちょっと忘れた(‘◇’)ゞ)なんですよ。
リオンは、グループ抜けて、地元に帰ってきてるんですよ。
リオンは、人見知りで喋りが苦手なんですよ。
リオンは、、、、リオンは、、、リオンは、、
そうか青年分かったぞ、君は恋をしておるのだななどとおじさんは思ってしまったのですね。
で、石田久美子さんが日高晤郎さんを呼ぶ時のような熱烈青年の講義を遮って、私はちょっと叫んでしまった。
「え??アズマリオンって、本名なの????」
おっどろいたの~~、あ~びっくりした。
てっきり、パフュームとかきゃりーぱみゅぱみゅみたいな芸名だと思い始めていた時だからね。

熱烈恋愛青年はデビュー当時からの「リオン」の大ファンらしく、その後大いに盛り上がり、「東李苑」という漢字も教えてもらい、けっこう盛り上がった。
「しかし、凄いなぁ、、、」
熱烈恋愛一心不乱青年がつぶやいた。
「何がですか?」と私。
熱烈情熱恋愛一心不乱リオン命青年は、モニターを真っすぐ見つめ、こう言った。
「李苑があんなにしゃべってるの、初めて見ました。
そして李苑の表情がいつもより明るい。
凄いなぁ、凄い。
李苑の隠されていた部分を引き出してくれてる。
あの~、日高晤郎さんって、何者ですか?」
危なく私は、激烈熱烈情熱恋愛一心不乱一心不乱感性豊かなリオン命青年を思わず抱きしめキスするとこだった、、、あああ、危ねぇ。

今度は私が特別講義を開く番だった。

< 東李苑さんが、日高晤郎ショースタジオに初めて来た日~その2 へ続く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください