競歩・マラソン・見物客

☆効き過ぎた鎮痛剤

まぁ、ほんとうに酷い。
昨日始まったのかな、札幌でのオリンピック競技。

やはり、だ。
やはり、見物客が来る想定の上での鉄柵だったって話。
見物客来たじゃん。
でも、それも仕方ない。
自粛のお願いだから、「なるべく来ないでください」ってレベルだ。
、、、甘い。
そんなんじゃ、来る人は居るだろう。
で、やっぱり集った（たかった）

政府がオリンピックを強行した背景にはもしかして、大量のお金の流れも有るだろうが、COVID-19に疲弊した国民への鎮痛剤としての狙いもあったのではないかという評論家が居た。
私もそう思う。
それが昨日の見物客へのインタビューにも出てた。

「折角オリンピックが開催されるんだから、雰囲気だけでも味わおうと思って。」
なんだそれ。
雰囲気だけならテレビでも良かろう。
オリンピック競技を直接見たかったの本音を、そう言い換えてる。
なんだそれ。

更に、神奈川から見物に来たというおじさん。
「私はコロナワクチン接種したから大丈夫。オリンピック見たかったので札幌に来ました」
なんだそれ。
ワクチン接種しても、感染はするんだよ。
未接種の人がまだ多いから、そんな人に移す可能性大きい。
まったく、身勝手、自己中心的、浅薄、軽薄。

東京オリンピックと言うのは、やはり強烈すぎる鎮痛剤だったようだ。
地上波テレビは、ほぼオリンピック一色。
メダル獲得に一喜一憂。
でも見てて。
オリンピック終了後には、一斉にCOVID-19感染者激増を取り上げ、さも社会正義の代表みたいな顔して政府を叩く。
なんだそれ。

もうすぐ盆も来る。
夏休みの旅行などとも重なって入り組んで、人々の複雑な大移動が拡散に拍車をかける。
図らずも「有事」という表現を用いた人が居た。

晤郎さんがご存命なら、間違いなく同じ表現をされたはずだ。
「これは有事だ」と。
安直な緊急事態宣言の連発で、何の工夫も改善も対策も見えてこない今の日本。
強烈な鎮痛剤は、政治家にさえ思いっきり効いているんだろうな。

あと、そういうニュースも沢山流れたが、リンクは貼らない。
だってすぐにそんなニュース、消されてリンク切れになるんだもん。
、、、な~~んだそれ。