さだまさしさんの不調
☆声の不調でコンサート中止の報
今回、福岡・鹿児島・大阪2公演の合計四ヶ所のコンサート中止。
さだまさしさんの公式ホームページからの通達でした。
さだファンの間では、特にここ10年のあまりにもハードなスケジュールを心配する声がチラホラ飛び交っていました。
通常のコンサート回数は日本一。
その上で、異常気象や大地震の被災地に出向いては支援活動。
そして高校生ボランティア組織立ち上げと支援。
大学の講師や講演活動。
果てはNHK深夜の生放送など。
私には、晩年の晤郎さんの限界を超えるような活動に重なって、心が痛かったのでした。
何故、志ある人は人生の終盤に休む事をしないのだろう。
いや、休みとは真逆に、何かを伝え遺そうという方に全力で向かうのだろう。
そんな問いかけが頭の中を巡っています。
鮮烈な人生の終盤を私たちに見せてくだすった日高晤郎さん。
あの最後の数年間に触れて、人生の最後というものに随分敏感になった自分が居ます。
さださんの検査の結果が先ほど出たようです。
ご本人が一番心配していた声帯ポリープではなく、酷使し過ぎたための声帯の緊張らしいです。
単なる緊張ではなく、緊張状態が解けない状態という事らしいんですね。
対処法はいたって簡単。
休むこと。
数日間、歌うことをやめて声帯も体も休めること。
大事に至らず、本当に良かったです。
日高晤郎さんファンでもあり、さだまさしファンでもある私です。
大切な日本語のお手本お二人です。
晤郎さんが旅立たれた今、せめてさださんはまだまだお元気で、日本語の良さを伝え続けてほしいと願うばかりです。
なんか今夜は一安心で、ドッと疲れが出ました。
あ~良かった。
※写真は、先日娘と行ったさだまさしコンサート2021