お酒の練習

☆下戸ですが、何か?

元来私は、いわゆる飲める方ではなかった。
実際にスタジオで晤郎さんからお酒を勧められて、日本酒を少々飲んだ仕舞ったものだから真っ赤っか。
放送中のスタジオがゆらんゆらんと揺れて、晤郎さんに下戸だとバレてしまった事がある。

私は、仮に酔ってもおとなしく眠るだけなので人畜無害。
さすがに放送中なので眠りはしなかったが、静か~~にスタジオがもにゃもにゃに歪んだりしたものだ。

ずっと後になって晤郎さんが「和彦に呑ましちゃダメ、放送中に廊下で眠るから。」といたずらっぽく笑いながら放送に載せたこともある。
放送中に眠ったことは無いが、晤郎さんは凄い。
私が呑んだらどうなるか、正確に見抜いてらっしゃった。
清酒多聞の吟風

☆頂いたワイングラス

ところが、ある時、CM中。
「和彦さん、これ、あなたにあげよう。」

そう仰って晤郎さんは私にペアのワイングラスを下さった。
そんなに呑めない私に。
でもその時の晤郎さんの目、晤郎さんの笑顔が忘れられない。

2018年4月。
大事に飾っておいたワイングラスを手に取った。
知識も何にもなかったが、「赤のフルボディですよね、晤郎さん」と注いで偲ぶように味わい始めた。

不思議だった。
晤郎さんのあの目、あの笑顔、そして多くの思い出を胸に頂く赤のフルボディは、昔からの馴染みのような味わいだった。
もしかすると、頂いたワイングラスに触れたい思いが一番なのかもしれない。
ワインを注ぐのは、グラスに命を吹き込みたいからなのかもしれない。

最近ではたまにだけど、ワイン飲みながらこのblogを打ってたりする。
ちょっと贅沢な、晤郎さんとの会話でしょ。
グランヴァンセラーすすきの店移転

☆最近では

金滴酒造を訪ねたことがきっかけで、金滴も飲むようになった。
飲むと言っても、誰かさんみたいにガブガブ飲んで前後不覚になって思いっきり話がくどくなって絡んで絡んで、翌日にはすっかりその時の記憶もなく一人でスッキリしているような私ではない。

嗜む程度。
好きなのはぬる燗と冷。

でもね。
日本酒にしてもワインにしても、常に晤郎さんと会話するように味わいながら楽しんでます。

それでつい先日。
COVID-19も、ちょいと小康状態なのでお祝いにと買ったわけです、エディツィオーネ チンクエ アウトークトニ
エディツィオーネ チンクエ アウトークトニ

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