初めての羽織
☆せき呉服店にて
ご縁がつながってもうじき一年の「せき呉服店」
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母の着物が切っ掛けで、その母もこの五月に大きな引越しをする人生の分岐点を迎えてる。
まさか、自分が着物を身にまとうだなんて、一年前は思ってもみなかった。
本当に、人生って不思議。
ひょんなことから晤郎さんのご縁でせき呉服店さんへ足を運んで、改めて身に沁みた「一歩踏み出す勇気」
そして着物とご縁がつながって、とうとう昨日、羽織まで手に入れた。
「私の羽織」と言い切れる喜び。
私の長着、私の帯、私の長襦袢。
着方結び方は勿論。
歴史や文化まで少々かじってみた。
反物の見事な機能性まで、心底魅了されて行った一年。
人生もその分、豊かになって行くのが分かる。
これが、充実と言う物だろうなとも思う。
ふと、気付いた。
昨日いただいた私の羽織の畳紙(たとうし)。
あらら、あらら。
苗字ではなく名前が記されてる。
苗字ではなく名前での表記は、、、まるで晤郎さんみたいですせき社長!と、昨夜一人で盛り上がった。
もうじき、先代の御命日。
そっと羽織を羽織ってみる。