湯豆腐~仁和寺への旅
☆木村善幸 仁和寺特別コンサート風景
鴨川から南禅寺へ歩く夕べ。
初日の夕食は、湯豆腐と決めていました。
その理由は、晤郎さんが雷蔵先生と初めて共にされた夕食が、湯豆腐だったからです。
宿の方に尋ねたら、湯豆腐なら南禅寺の順正と教えて頂いたからです。
徒歩で行きますと伝えると、遠いですよと驚かれてましたが、自宅から第一スタジオまで歩いて通った男です。
何と言われようが、歩く!
ほらもう着いた。
ほれもう並んだ。
晤郎さんが初めて雷蔵先生から食事のお誘いを受けたその料理が、湯豆腐。
場所は大映京都撮影所界隈では無いんですが、もう絶対湯豆腐を食べてみたかったんです。
冷たく冷やした豆乳を、まず「冷たいうちにどうぞ」と勧められました。
また、それが美味しかったんです。
どの料理もおいしかったんです、この組み合わせが京都の湯豆腐と言う食事文化なのですね。
これも。
それも。
あれも。
あ~そうそう。
これには特に驚かされました。
なんだと思います?
実はこれ、干し柿とバター。
それがまた美味しいこと美味しいこと。
それからやはり、湯豆腐ですね。
あ~~もうほんと、私は木綿派でしたけれど、絹ごしも良いなぁ等と感銘した瞬間でした。
最後は、くずもち。
???
こんなに美味しいくずもち、、人生初めて。
そうして、どこかで雷蔵先生と晤郎さんの風景を思い浮かべながら、しっかり味わって頂きました。
南禅寺の順正。
お薦めです。
お庭もとても味わいがありました。
ここを選んで、大正解だった初日の夜でした。