ハロウィンに思う
☆薄いイベントと化す哀しみ
韓国の悲しい事故を今もニュースが伝えている。
新しい情報だと、人ごみに圧迫され、立ったまま絶命していた方も居たという。
今朝、何気なく見ていたツイッターには、事故直後の現場の様子が動画で流れていた。
衝撃だった。
折り重なってる人たち。
それを助け起こそうとしている人たち。
よく見ると、画面の端っこ。
手前端っこの折り重なった人の中に二人、仰向けに不自然にこちらを向いている顔が映りこんでいた。
その表情、顔色、生気を失って見開かれた目。
こういう状況をそのまま世界に拡散しているのが現在のネットの世界。
そして中には、その状況を揶揄するかのようなコメントも散見された。
良くも悪くも、これが「今」
ハロウィンもそうだけれど、クリスマスも本来は宗教行事。
どこかに厳粛な雰囲気も漂っているのが本来の姿。
変化させたのはアメリカだろうか?
それとも日本か?
それ以外か?
企業が参入し、ただの仮装パーティ化し、ただの乱痴気騒ぎの様相を呈してきている中での今回の韓国での悲劇。
今夜は10月31日の夜、つまり本当のハロウィン。
韓国の悲劇の2日後。
NHKのニュースでは東京渋谷に集まった仮装の人々が映っていた。
テレビカメラを意識して、得意げにおどけたポーズをする結構な年齢の男性もいた。
う~~む。
子供たちが家々を回ってお菓子をもらう行事なら微笑ましいのだが、、、ねぇあなたお幾つ?とか思ってしまう自分がいる。
更に、ただのバカ騒ぎなら、だれにも迷惑かけない人里離れた場所で365日どうぞご自由に、などと思ってしまう私は昭和。