おもかげ橋~葉室麟

☆早朝読書2023

たまにですが、夜の意外と早い時間に急に眠くなる時があります。
そういう時には、別段忙しい用事の無い場合、素直に布団に入る主義です。

昨夜もそうでした。
疲れてたのかな、20時半、強烈な睡魔。
ぐっすり眠って目が覚めたのが3時半。
まだ当然、外は暗い。

でも頭はしゃっきりリフレッシュしてるので、もうこういう時は二度寝せずに完全起床。
ブラックコーヒー淹れまして(砂糖とミルクは健康のために使わない主義)、少し体をほぐして洗顔して歯磨きして、読書です。

先日買っておいた、葉室麟さんの「おもかげ橋」
メガネを新調してから、読書速度が格段に向上してる私。
5時ちょっと過ぎに読了しました。
おもかげ橋 葉室麟
あ、ちなみに私は読むときに表紙外す主義。

いやぁ、おもかげ橋、良かったです。
草波弥市は武士。剣術指南で細々と生計を立てている30代後半独身。
弥市の幼馴染、頭脳明晰な小池喜平次は現在、商人で妻子ある身。もとは武士。
二人とも江戸に出てきて16年の歳月が流れている。

ある時、喜平次が弥市の所へやってきて護衛を依頼。
実は喜平次の店の寮に、とある人を匿うことになったという。
その人とは、二人の国許、九州肥前の勘定奉行娘の萩乃。

国許で萩乃にそれぞれ想いを懸けていた弥市と喜平次だったが、藩の派閥争いに巻き込まれ、国を追われることになった。
二人を追放した首謀者は、萩乃の父、民部。
二人が追放されてから間もなく、萩乃は、意に添わぬ相手へと嫁がされていった。

その萩乃が江戸へ。
匿われ、護衛もとなると、ただ事ではない。
さて、弥市は。喜平次は、という展開。

是非にと、皆様にお勧めする一冊です。
胸が熱くなってる朝です。
ようし、今日も頑張ろう。
あ、外が明るくなってきた。

というわけで、葉室麟「おもかげ橋」
幻冬舎から出てます。
あれ~~単価、忘れた~~~💦
おもかげ橋 葉室麟

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