処理水か、汚染水か、フェリーでの思い出

☆野村農水大臣の発言と撤回の騒動

8月31日午後。
総理官邸で行われた会議後、記者団に対し野村農林水産大臣の発言が問題になっています。

東京電力福島第一原発から出た処理水を、「汚染水」と発言。
その夜には記者団の取材に「言い間違えたことを全面的に謝罪する」と述べて、発言を撤回し、謝罪。

その「汚染水」という表現が、中国政府が政治的駆け引きで使っているものなんです。
だから、ほらみろ本音が出た出た♪とあっちの政府は大喜び。
こっちの政府は、謝罪だの撤回だの、いやそれじゃ火は消えないでしょう。
一部のマスコミさんたちは、もうオマンマのネタができたと骨の髄までしゃぶりつくそうと燃えてます。

ああ、やだやだ。
なんとも、我が国の政治家さんたちのダメなところです、それが出てしまった。
晤郎さんも、ずっと仰ってましたよね。
日頃から思ってることだから、言葉に出てしまうんだ、と。

☆先々月のフェリー旅にて~FUKUFIMA

・風呂場のおじいさんたち

苫小牧から大洗まで、往復したんですが、その往路。
フェリーがちょうど福島第一原発の沖を通ったときの話なんですが。

サウナに入ってましてね、私。
サウナに窓が付いてるんですが、そこから見えました、原発が。

サウナから出たら、5人ぐらい、おじいさんが大浴槽から立ち上がって原発の方を見てるんです。
なんだか、あまりに静かに。
じっと見てる。
フェリーからの風景

独特の雰囲気がありました。
そしたら、気になったんでしょうね。
旅を楽しんでると言った大学生ぐらいかな、青年が声をかけたんです。
そのおじいさんたちに。
「あれ、福島の原発ですよね」って。

・あの日の記憶

そうしたら、おじいさんたちは「この辺に住んでたんだよね、あの地震の時。」って話始めたんです。
「あの時は、大変だった~」って。
のんびりと。
悲壮感のかけらもなく。

あの東日本大震災の被災者だったんです、おじいさんたち。
私は黙って、青年とおじいさんたちの会話を横で聞いていました。
青年も実に良い人で、おじいさんたちの時間を邪魔しないように、ぽつぽつと会話。

詳しくは書きませんが、印象に残った言葉があります。
青年の「地震後、生活が落ち着くまで大変だったでしょう」という問いに、おじいさんたちは福島第一原発から目をそらさずにこう言ったんです。

「もう忘れたなぁ。10年よりもっと前の事だからなぁ、忘れたなぁ。」
フェリーからの風景

☆この話たち、本当でしょうか??

そんな思い出を今回のnewsに重ねながら、思い出していました。

ところで、処理水って、日本独自の言葉だと聞いたことがあるんですが、本当でしょうか?

あと汚染水って、かの国の方がかなりひどいものを海に流してるって、本当でしょうか?

もう一つ言うと、放出によって放射能検知器(ガイガーカウンター)がバカ売れしてるあの国では、自宅から異常な数値が出て、不動産が売れなくなってるというのは本当でしょうか?
それもどうやら、建設バブルでコンクリートに混ぜる砂が不足し、何でも地下核実験を行った場所から採取したものを練り込んでただの、、本当でしょうか??本当なのでしょうか???

日本の政治家さん。
何も知らない不勉強な私に、どうかどうかお教えください。

なんて質問できる勇気が私にあれば嬉しいなぁと思う9月の土曜日。
、、、土曜日、やっぱり日高晤郎さんが恋しくなるなぁ、、今でも。
フェリーからの風景

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