鉄の爪

映画、アイアンクローの評判が良いですね。
これは観に行かないとなって思っています。

今日は晤郎さんに直接関係ある話では無いですが、映画の話という事で、どうかお許しを。

プロレスが好きでしたね。
特に昭和のプロレスが。
今より娯楽は少なかった時代ですから、それはそれは夢中になりました。

アイアンクロー。
「鉄の爪」です。

当時のファンと言えば、片手でリンゴを握りつぶすフリッツ・フォン・エリック選手の得意技アイアンクローに恐怖したものです。
片手で相手のコメカミを掴み、そのまま押しつぶすようにして3カウント、もしくはKOをしてしまうエリック選手。
顔も怖くて、「馬の蹴り」と呼ばれる重たい前蹴りも得意。
本当に怖かった。

このエリック家の話が映画になったというんですから、今週末あたり観てこようと計画中です。
アイアンクロー

世界王者にもなった鉄の爪フリッツ・フォン・エリック選手には、6人の息子がいました。
それが全て映画で描かれているかは分かりませんが、事実だけ言うと、6名。

一番上のジャックさんは幼い頃に逝去されています。

次男のケビンはパッとしないレスラーでしたが、、二人の息子ロスとマーシャルが日本でプロレスラーデビュー。
この試合を私も見てましたが、まだまだパッとしないレベルでしたね。
現在でもアメリカでレスラーをやってるみたいです。
ケビンも健在ですが、引退してハワイで暮らしていらっしゃるはずです。

三男のデビッド(レスラーとしてのエリック兄弟としては次男)は、もうレスラーとしては素質ピカ一。
もうあと数ヶ月で、当時世界最高と言われていた世界チャンピオン中の世界チャンピオンNWA世界ヘビー級王座が取れるだろうという位置まで来ていたんです。

そんな中、ジャイアント馬場さん率いる全日本プロレスに招聘されていたんです。
1984年2月、来日して翌日のシリーズ開催に控えてホテルに宿泊中に亡くなるんですね。
好きな選手だっただけに私も物凄くショックで。
誰かの死で食事が摂れなくなった初めての経験でした。

四男ケリーも活躍していて、こちらも才能が有ったんですがバイク事故で片足切断。
最後はピストルで自らの命を絶ちました。

五男マイク。
こちらはレスラーとしてまだこれからと言う時に精神安定剤を多量に飲み過ぎて亡くなりました。
まだ23歳と言う若さで。

最後六男クリス。
この方は私は見たことも無いうちに自ら命を絶ちました。
ピストルです、21歳。

多分この、一般に言われる「呪われたエリック一家」について描かれた映画なんだと思います。
また、この映画のポスター。
実際のエリック兄弟に雰囲気がすっっっごく似ています♪
アイアンクロー

東洋の神秘、ザ・グレート・カブキ選手。
1980年代でしたかね、アメリカでオリエンタル旋風を巻き起こしました。

長い髪。
顔面への歌舞伎ペイント。
正拳突き。
両手の第一関節だけを曲げる独特のポーズ。
そして、口から吐く毒霧。

このザ・グレート・カブキ選手が生まれたのが、テキサス州ダラスの鉄の爪王国でした。
日本人の高千穂明久選手がザ・グレート・カブキ選手に生まれ変わる経緯を、実は私はカブキ選手から直接聞きました。

やはり、フリッツ・フォン・エリック選手は威厳があって怖くて実業家で凄い方だったみたいですね。

レスラーの息子たちが、父親の前では直立不動だったよっておっしゃってました。

そんなカブキ選手が、この映画アイアンクローに寄せてインタビューを受けてらっしゃいます。
そのインタビュー記事が以下。
< 映画『アイアンクロー』公開!〝鉄の爪王国〟の生き証人、ザ・グレート・カブキが語る「呪われた一家」の真実

昭和の良き時代。
やはりあの頃には、独特の魅力と影があるんですよね。
さて、あの時代をどういう形で描かれているのか。
私なりに観てこようと思います。

ザ・グレート・カブキ

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