天安門事件から35年
☆当時を振り返って
この事件は衝撃的でした。
晤郎さんも常々仰っていた中国政府の横暴ぶりが、ハッキリと映像として世界に配信された事件でしたね。
民主化運動のデモをする学生や一般人を、戦車が踏みつぶす。
こんな国はもう駄目だろうと思いながら見ていましたが、あれ以降、もっとひどくなって行って今や堂々と色んな国を威嚇する国になりましたからね。
反対に日本は、どんどん座敷犬みたいになって行ってる。
あ、これ、政治の世界の話ね。
あの頃は、日高晤郎ショーも、ずっと尖っていましたし、社会の言葉狩りもまだ少なかった。
佳き時代でした。
天安門事件は過去の出来事だなんて、頭の隅で思い始めていた頃に起こったのが、ロシアのウクライナ侵攻。
やはりここでも、一方的な軍事力で戦争を仕掛けた方が堂々としている。
35年前は、これからどうなるんだろうと不安に思っていました。
その不安さから、私はより一層、日高晤郎ショーを聴くようになって行きました。
それまでは、色々やりながらラジオを点けて聴いてる感じでしたが、この時の晤郎さんの時事問題を斬る刃先の鋭さが私の肩を叩いたのでした。
35年前のこの時期あたりから、土曜日日中は予定を入れないで自宅で9時間晤郎ショーを聴く。
これが私のルールになったんです。
飲み物だけおいて。
トイレのタイミングは、あとで知ったのですがスタジオ観覧と同じでした。
あの頃の社会不安の中で、私にとって晤郎さんが羅針盤でした。
そうそう。
この天安門事件が起こって半年後。
STVで、日高晤郎のスーパーサンデーが始まります。
もうあれから35年。
人生はあっという間ですね。