日高晤郎ショー・みとせの流行り歌1997年 その2

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岩本公水 涙唱
涙唱という曲で紅白初。
この人は、オーディション受けて多分初めて紅白に決まったって言う。
それ以降、そういう方式をなくしましたね。
NHKはね、やってる基準が分からないんですよ。

その前はね、僕らが歌手の頃にはNHKに出られるオーディションを受けなければならなかった。
それはどういうつもりで、どういう存在でいるんだろうって。

それから今のあれはなとかしろって、あの司会者の下手さ加減。
あれでは歌が活きないです。
それから公水ちゃんもそうだけれども、聴いてるとああこの子天才だなと思うけれども活かしてやって無いんですよ司会者。
司会者ってのは会を司るんですから、パーパーパーパーと大声出して次の曲はって歌い終わった後ありがとうございました~!なんて叫ぶもんじゃないんだから。
選挙じゃないんだから。
味が分からない。

と思ったら綾小路きみまろが出てやりやがる。
七五調でやったりね。
ふざけたことを言ったり。
違うんだって、漫談とは。
それは森進一さんの司会とかやってたんで手慣れたもんなんだろうけど、あの格好風貌は邪魔なんですよ歌の。

哀しみを歌ったり、男の生き方を歌ったときにね。
綾小路が出ることによって歌が艶消しになる分からんかそんな事。

こういうことを言うと毎度、いやぁ日高晤郎ってキツイこと言うね、俺は綾小路さんのファンなんだけどって。
それはそれで良いんです。

申し上げておきますが、こっちも五十数年芸人で喰ってる男です。
芸人として見て違うって言うんですよ。

要するに、何でもそうですが色合いってもんがあるんですよ。
その配色が違うだろって言うんです。

しかもNHKをなぜいうかって言ったら、受信料取ってるんだろう。
それだったらお前さん方のエリートで物をやるべきじゃなくてお客さん本意でやるのが普通ではないか、こう思うもんだからつい腹が立つんですね。

腹が立つもんだからきつい事を言ってる自分を、反省したことはないですね。
反省したことは一度もありません。
だから反省を求めるのはやめてください。
これは私の意見ですから。

それでそっちが違うと言ったらそれで会話が成り立ってるんですよお客様。

お願いです、会話をしましょう。
だって普通に話すことはできないんだから。
それは違うなって思ったら、それで充分なんですよ。

時々ね、卑怯な手紙があるんですよ。
家の人が嫌いだから私も嫌いになりましたとか。
いや、あなたの意見で言ってくださいお願いですから。

嫌いになるのも自由です。
好きで惚れるのも自由です。
当たり前ですから。
だけど理由書かないで下さい。

じゃああなた、好きな女になんで惚れてるか理由言えますか?
振った男にじゃあなんで私はついて行ったんだと全部言えますか?
そういうもんじゃないでしょ、感情というのは。
相手に伝える必要ありますか?
そういうとこで溜飲下げるのはやめてください。

私も意見言ってて相手が芸人の場合は溜飲下げてるんじゃないですから。
その分返ってくる鞭が自分に当たるって百も承知二百も合点で言ってるんです。
やっぱり違うものは違うだろって。

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