映画:沈黙の艦隊北極海大海戦
☆最新鋭米原子力潜水艦vsやまと
アマゾンプライムビデオで公開が始まりましたので、観ました。
日高晤郎さんが大絶賛されていた原作の実写映画化第二弾です。
原作は私も大好きで、全巻持っておりますが、この実写映画化。
まぁ、良くぞここまで実写化できたものです。
素晴しい。
ただ、原作を読み込んでいる人たちにはまぁ分かるでしょうが、勿体ない部分も幾つかありました。
先の、東京湾大海戦では、ソ連のレッドスコルピオンの役割が、何の説明もなく米原潜に置き換えられていて淡々とストーリーが進んでいった感がありましたが、あの海域に米国以外が展開しているという不気味さを失ったのは勿体ないと感じました。
また今回の北極海大海戦では、副艦長の山中に、やまとを苦戦させている米新鋭艦への攻撃優先順位を問う海江田艦長が描かれていなかったのも残念。
あれは名シーンだったのに。
あの名艦長が、副長を実践の場で育て上げているあのセリフを、なぜ海江田から奪ったのだろうと疑問。
それを割愛すると、名艦長は名艦長のままで、副官は単なる副官のままになるからです。
あの実践の場で、敢えて副官に問う海江田の組織を育てる姿勢が胸を打つのに。
さらに。
北極海大海戦と銘打つからには、あのオペレーションオーロラを綿密に描き、ラストシーンは氷塊への浮上と大滝との出会いあたりまでで締めるのかと思っていましたが。
まさか一気にあそこまで進んで、わずか一門の戦いさえも割愛されるとは、、、。
全体が良いだけに、勿体ない。
諸事情有るのでしょうが、飛び過ぎだろうという私の文句は、もっとじっくり実写版を味わいたかったという高評価の裏返しと捉えていただきたい。
しかし。
竹上総理と大滝議員。
思った以上に適役でした。
既に続編の撮影も決定したそうで、吉報です。
しかしよくぞここまで実写化したなぁという感動と、やはり原作は凄まじ過ぎたという感動とに包まれた鑑賞後の私でした。
これはあれですね。
もう一回、東京湾大海戦を見直してみますかねという三月二十七日であります。
