たまねぎ
☆価格高騰に思う
昨年の天候不良で三大産地のたまねぎ収穫量が激減。
それでまず越冬分の玉ねぎが不足。
そして産地リレーの遅れ。
三大産地と言うのは、南から佐賀・兵庫・北海道。
産地リレーとは南から北へ(作物によってはその逆)収穫物のピークをうまくずらして市場にその生産物が途切れないようにすること。
その産地リレーが、やはり気候変動などの影響で上手く行かなかった模様。
なので市場で品薄となり、価格高騰に拍車。
またロシアのウクライナ侵略で肥料などが高騰していることも関係していて、COVID-19蔓延も関わっているみたい。
当たり前だったものが徐々に当たり前ではなくなってきている昨今。
たまねぎの高騰はどうもあれやこれやと結びついてるようで、何とももやもやが晴れない。
☆晤郎さんとたまねぎ
晤郎さんは、たまねぎがお好きだった。
「たまねぎ1個あれば色んな料理ができる」と仰っていたっけ。
元料理人の晤郎さんが作るたまねぎ料理、どんなのだろうといつもワクワクしていたけれど、実際に見ることは叶わなかった。
けれど、その言葉を聞いて以降、私はそれまでより一層たまねぎが好きになり、少々たまねぎ料理のレパートリーも増えた。
あれこれ小さなことでも影響って受けるんですよね。
今回の高騰。
大変では有るけれど、食べ物の貴重さを本気で再認識するには良い機会だと前向きにとらえている。
晤郎さんの大好きだった野菜。
そういう視点で見ると、変に思われるかもしれないが、私はこう思う。
高くなってしまったからこそ、ありがたい。
今夜のご飯のおかずは、四分の一の玉ねぎを使った炒め物。
食料高騰に負けずに明るく楽しく感謝して、いただきます!