大晦日2023
☆日高晤郎さんと酌み交わす酒
すっかり大掃除や松飾も終え、実に35年ぶりぐらいにのんびりとした大晦日らしい大晦日を過ごしております。
「語り合うように、酒の味を覚えるといいよ」
そう伝えて下すった日高晤郎さんの言葉を思い出しながら、今年の締めくくりに、人生で初めての酒を買いました。
一つが、ウイスキーのローヤル。
サントリーの創業者が、最後に仕上げた最高のウイスキーと言われています。
そしてもう一つが、ブランデーのV.S.O.P
こちらもサントリーの製品。
日本を代表する高品質ブランデーと言われてますね。
量は飲めないんですが、自分のペースで頂くとこれが実に美味しい。
ウイスキーは麦やトウモロコシが原料。
ブランデーは果実が原料。
だから、香りも味も違うんですね。
と言うのを31日朝4時に起きて開封して人生初で飲みました。
酒と語り合いながら飲む。
ようよう分かってきた感じです。
前にも言いましたが、私なんぞカブトムシが樹液を舐める程度ですから、この二本は2~3年持つでしょうね。
☆大晦日、日高晤郎さんテイストのラジオを聴きながら
昨夜のSTVラジオで、日髙晤郎ショー出身の田村みなみさんの番組「リアルタイム!」が二時間放送されたんです。
それをradikoで朝4時から流しながら、ローヤルとVSOPを交互に飲んでいました。
特に後半。
田村みなみさんの曲だしで、日高晤郎さんの世界が浮かび上がるようでした。
岩本公水、酔うほどに
石川さゆり、津軽海峡冬景色
大月みやこ、女の港
吉幾三、酒よ
北島三郎、まつり
この選曲ね、たまりませんし、大晦日の日の出前に聞くのもなかなか乙でありました。
そして、最後はこの曲。
日高晤郎、つづれ織り。
なんて良い番組なんでしょう。
この回の放送は、ススキノに新しくできたCOCONO SUSUKINO
その中に設けられた放送スタジオMID.α STUDIOからの中継でした。
話題の新スポットですよ、前を色んなお客さんが往来するオープンスタジオですよ。
そんな中、渋い演歌を連続で流すみなみさん。
また、年末の風情に合うみなみさんの曲出し。
通りがかった若者に媚びを売るなら今流行りのキランキランした曲だけ流しとけば、適当なファンが増えそうなものを。
この心意気が伝わるでしょうか?
こうして、晤郎イズムを静かに秘めつつ新しい客層の心をつかんでいる田村みなみさんは、ほんとうに凄いと思うんです。
大晦日の朝。
そう言う事も相まって、美味しいお酒が頂けました。
では皆様、どうぞ良いお歳をお迎えください。