日高晤郎ショー公開放送in大空町~58

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晤「どれぐらいチャレンジャーかって言うと。
私が語りをやった、当時はDVDじゃなくってね、ビデオテープですよ。
で、山本周五郎の、ま、松風の門はまさか芝居にかける人はいないだろうと思ってこっちはやってるし。
もう一つなんか立春なみだ橋って、これはとても難しい。
全部芝居にかけちゃう、舞台に。」
五「はい、ありがとうございます。」
晤「立春なみだ橋なんて、芦田伸介さんですから相手が。」
五「そうでしたぁ。」
立春なみだ橋 五木ひろし

晤「だからそういう意味では、俳優の目としても一流の人を選んじゃうんですよ。
だからそこが凄いな。
ちょっと、なんというか自分がやりやすいようにやりそうなものなのに。」
五「あ~~そうですねぇ。
いや、結局ね僕、芝居を始めた時に、やっぱり歌手として芝居をするんじゃなくて、芝居する以上は役者として、そして芝居をやっぱり良いものをやっていきたい。
だからそのぉ、大作なり名作なりそういうものをあえて選びましたし、脇役というか出演者の方もね」
晤「う~~ん。」
五「やっぱ無理をしてでも良い役者さんに出て頂きたい。
ま、それが結果的に芝居を始めて四十年ぐらい経つんですけど、ま、続けてこれたって事でしょうねぇ。」

晤「松風の門って話はね、普通歌手としての公演やったら選ぶ話じゃないです。
なぜなら主役が途中で死にますから。」
五「はい、死にます。」
晤「で、私が願っているのは。
九月にまた語りをやるんですが。」
五「ほぉ。」

晤「これは一世一代で、もうこの歳では止める。
八十になったらやるかどうか、元気だったらやりたいけど。
紺屋高尾をやるんですよ。」
五「紺屋高尾!」(※五木さんは、コンヤタカオと発音。この呼び方も正しい)
日高晤郎 紺屋高尾

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