メローニ首相の、演説に思う
☆イタリアのジョルジャ・メローニ首相来日
ご自身の15日の誕生日を日本で祝いたいと、イタリアのメローニ首相が来日。
そして翌16日には日伊首脳会談が行われました。
この16日と言うのは。私が今興味津々の新党??中革連という名前の発表があった日ですが、そんな話題は何の役にも立たないので、私が命名を知ったのはそのずっと後です。
とにかく今、ヨーロッパで鉄の女と言われるほどの強いリーダーシップを発揮しているメローニ首相の来日です。
高市総理との数々の発信がどのように行われるか注目していました。
それが予想以上の好印象を与える発信ばかりで、本当に驚かされました。
☆メローニ首相の人生
メローニさんが2歳の時でしたか、父親が家族を残して蒸発。
その後、4歳の時に自宅が火災で全焼。
全財産が焼けてしまい、裕福な家庭から一転、労働者階級地区の狭いアパートへ引っ越し。
母親が働いて、子供二人をようやく食べさせる日々。
その寂しさを食べる事で紛らわせていたメローニさんは肥満体型となり、それが原因で学校でのいじめが目立つようになっていったそうです。
そんなメローニさんの少女時代。
彼女の心を救ったのは、日本のアニメだったそうです。
そのアニメの一つが、松本零士さんの「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」でした。
☆宇宙海賊キャプテン・ハーロック
キャプテン・ハーロックの原作は、マンガ本です。
私が14歳の時に連載が始まった漫画で、第一部が終わり、未完のまま終わった作品ですが、こういう最後のまとめがいい加減な所も松本零士さんらしいなと思うのですが。
とにかく素晴らしい作品でした。
それが私が15歳の時にテレビアニメとして作品化され、夢中で見たものです。
漫画とテレビアニメでは、少々設定も違いましたが、そんなに気にはなりませんでした。
まずなにより、原作では未完であったこの作品が、監督のりん・たろうさんのお陰で、原作では描かれなかった描写を追加し、完結となったのは、私としては本当に嬉しかったものです。
おおよそのストーリーは、こうです。
宇宙からの侵略者、マゾーン一族の先遣隊が地球にやって来ます。
しかしその頃の地球は、長く続く平和の中で堕落しきっており、首相も目の前にある危機より、明日のゴルフの予定で頭がいっぱい。
そんな時代。
堕落した政治家たちの頭を悩ましているのが、アルカディア号という超戦闘的な宇宙戦艦を乗り回し、物資強奪を繰り返すキャプテン・ハーロックとその一味たち。
そんなキャプテン・ハーロックは、堕落した人類を見限って、自分の信念を貫くために宇宙に飛び立った男。
仲間たちは、そんな生き方に共感した者ばかり。
そこでハーロックたちは、友が愛した地球を守るという理由だけで、迫りくるマゾーンの大軍団にたった一隻で戦いを挑むという話。
私の世代には、このテレビアニメに共感を受けた人は多かったと思います。
日本での放送は1978年でしたが、その2年後。
メローニ首相のイタリアでも、キャプテン・アルバトールと名を変え放送。
日本よりも人気を博したと言います。

「俺の旗の下で、俺は生きる」
「信じるもののためだけに、俺は戦う」
「男は、負けると分かっていても戦わねばならぬ時がある。」
こういったハーロックの言葉に、まだ幼かったメローニさんは、私は強くなると誓ったのだそうです。
(ちなみに下の写真は、私が購入した放送開始45年記念のハーロックブルーレイ。畏れ多くてまだ未開封)

そうして、イタリア初の女性首相となったメローニさんは、こう仰っています。
「ハーロックは、未来を奪おうとする者と戦った、私達世代の象徴ね。」
そんなメッセージ性の強い日本のアニメに、感謝と敬意を表してなのかもしれません。
高市首相とのツーショットをメローニ首相は、ご自身のXで、このようにアニメ化して、全世界に発信されていました。
☆メローニ首相の、有名な演説
そういう背景を知って、大量移民で大混乱のイタリアの首相に就いたジョルジャ・メローニ首相のイタリア国内で一昨年に行われた演説は胸を打ちます。
最後にそれをご紹介。
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「 国を愛する者よ。
力の限り、漕ぎ出すのです。
党が何をしてくれるか、ではない。
私達が、イタリアに何が出来るか、だ。
それは、使命です。
この大勝負に、私利私欲の入り込む隙は無い。
大志を抱き、勇気を持て!
正義への情熱を燃やせ!
君達が背負う、この偉大な国にふさわしくあれ!
その責任の重さを、真正面から受け止めろ!
歴史を作るのは、いつの時代も、人だ。
歴史が呼んでいる時に、逃げ出さずに名乗りを上げた者だ。
こんな時代は、二度と来ない。
人生の最期に、私は戦ったと誇れるか?
その機会は、今しか無い。
世界を驚愕させ、本来あるべき「座」を奪い返すのだ。
その時は、今だ。
ためらいを捨て、ただ前に進め。
迷いは許されない!
大胆に駆け抜けろ!
思い悩む時間など無い!!
必要なのは確信だ!!
弱さは一切許されない!
求められるのは、清い心なのだ!
それから、決して揺らがない歩みなのだ!!
私には分かる。
我々の力は、自分たちが思うよりもはるかに強い!
我々にはその力がある!! 」
イタリア首相 ジョルジャ・メローニ
