先日、色彩心理学の先生とお話しする機会があった。
人間の心は、色彩に大きく左右されるという。


人は、生まれてから物心つくくらいまで、視覚から外界の刺激を受けて、無意識に色に対するイメージを深層心理に植え付けていく。
そしてその後一生、色彩へのイメージはその人の心に影響を与え続ける。そこを分析決断していくのが色彩心理学らしい。
それまで私も聞きかじってはいた。
少々の基本的なことは理解している。
でも今回みたいに、トップクラスの専門の先生とお話しする機会なんてめったにない。
これは絶対に、普段は知りえない事を知るチャンスだ、私は燃えた。

「先生、仮にの話です。情報発信、、、そうですね、、
例えばblogを手段と決めて不特定多数に情報発信をするとします。
そこで使用するメインカラーに何が大事かだなんて普通は考えません。
でも、きっと狙いをもってメインカラーは決めたほうがいいんですよね。」と私。
仮にの話とか、本題をボカすあたりがA型のいやらしさだとも思うが仕方ない、A型なんだもん。
すると先生「そうですね、それはとても大事ですね」

やっぱりな、、、と心の中で私。
「では先生、そうですねぇ、、、そのblogで藤色からやや薄紫なんかをメインカラーとした場合、情報発信上どんな効果があるんですか?」と私。

先生は即答だった。
「その場合、10代から20代の女性が好んで読むでしょうね。その世代の女性のハートをしっかりキャッチしたいなら、最適の色の選択ですね。」

10代20代の女性ですとぉぉぉ(;´・ω・)
色彩心理学から見ると、私は、晤郎さんをダシに使ってうら若き乙女をひっかけようとするただのエロおやじってことらしい。
いや、、、そこまでは仰ってないか(^_^;)

内心うろたえた。
対象を老若男女問わず、広く書き進めていきたいのが本音なのに、、、。若い乙女とかさぁ、、、え~~~、若い乙女のハートとかさぁ、、、
いっそ全部灰色とかに変えてやろうかとも思ったが、まてまて、このblogはあの小樽での紺屋高尾の時に配布された手ぬぐいのイメージで決めたのだ、、、妥協はするまいぞ。
そんな内側の葛藤を押し殺し、表情は平成を装う昭和生まれの私はA型。
ふつーの顔して「あ~なるほど、その配色はそういう感じなんですね」と答えた。
先生はにっこり笑っていた。
もしかして達人は、私の不意の心の動揺など見透かしておられたのかもしれぬ。
ううむううむとしばらく悩んだ。



※先生のプロフィール
外崎由香