日高晤郎ショー 東日本大震災報道・2016年3月12日の手紙
< 日高晤郎ショー 東日本大震災報道・2013年3月16日の手紙からの続き
☆2016年3月12日 日高晤郎ショー・10時のうちあけ話より
あの日、そう5年前の今日。
あの日以降、この日が来るたびに思い出すことがあるんです。
それは、実は晤郎さんの事です。
ラジオ話芸人としての晤郎さん。
語りの会、語り人としての晤郎さん。
そしてディナーショー、エンターティナーとしての晤郎さん。
明日への贈り物、これは歌の誘い人としての晤郎さん。
最近では、平山郁夫展で作品の音声案内という新たな世界を魅せて下さってる、聴かせて下さってる。
そんな晤郎さんに触れさせていただく度に、「北海道に越してきて良かった、この時代に生まれて良かった、嫌なことは沢山あったけれど道を踏み外さずに良かった。」ってしみじみ思うんです。
そしてこの時期、あの東日本大震災の翌日の土曜日でした。
あの9時間を私は、おそらく一生忘れません。
一生、私なりに折を見て子供たちに伝え続けていきます。
あの日の全ての時間の全ての1秒にまで、祈りにも似た強い願いと本当の意味での活きた情報を私達に送り続けて下さった、それが晤郎さんでした。
一番ふさわしい言葉は、今もまだ見つからずにいますが、でもあの日の晤郎さんの9時間全てに耳と心を傾けて触れられたことは、今も私の心の財産です。
それからですね。
あの日以降、私は少しもぶれずに、一年に一回ドッと買うのが、グリコのカレーです。
豊平区 和彦
< 日高晤郎ショー 東日本大震災報道・手紙後の晤郎さんのコメントへ続く。