日高晤郎ショー東日本大震災報道・8：57

☆3.12AM8：57

【ドライバーさん】
（一応情報は、与えられる所は与えました？ご自身から。）
ええ、あの～～その～作業場の（はい）一応事務所の方にも。
もう、すぐそれよりもあの港湾関係の人が来たもんですから。
（あ、なるほど。それは、素早かったですか？）
早かったですね。（ああ、で、皆さんは車に乗って退避？）
そうですね、あのすぐ上がってくるからという事で。すぐ事務所にもクラクションで教えて。
来るぞ～ってことで、丘の方までちょっと、逃げました。

（で、丘まで行って、その間何分くらいで波は来ました？）
え～～ものの1分（あ、そんな！）ええ、もう本当ギリギリだったんです。
（警報が出て、じゃあ前後すると2分も掛かってない）そうですね。
（その時、波って見えるもんですか？来るな、と言う波は。）
あの～はじめは凄い遅いんですよ。あの～凄い引いてたんで。（はい）（異様な感じですか？引いてる時は）ええ。もう。普段はこんな引き方しない。
（力溜めてるんですよね。で、一気に来る時のスピードが凄い？）
え～と～引いてるだいたい中間ぐらいまで上がってくるのが凄い遅かったんですけど、残り上がってくるのが凄い早かったです。
で、遠くの方からもう波が、ドバーッと来るのが見えます。
（で、結局何ｍぐらいの？）
苫小牧は2ｍ50ｃｍでしたっけ？（2ｍ越えた、3ｍ近い。そうすると、逃げ遅れた車とか人とか言うのは？）
えーとー僕の周りでは（丘からご覧になったんでしょ？居なかった？）ちょうど車は全部逃げた後。（よかった）
ただあの、漂流物。
え～例えばあの～荷物を積むパレットですとか、あと港の方に置いてあったこういうちょっと水槽とパレットが一緒になってるようなものが、ひとつだけダーッと持っていかれそうな感じになっていて。

【晤郎さん】
だからね発泡スチロールとか、籠とかいうのはね、まだいいんですよ。
でも車を呑み込むような波になると、車のあの重さがですよ、波に乗った勢いで家にぶち当たったら家なんかひとたまりもないですよね。
それは、ご覧になったときはそう言うことでは無かったんですね？（はい）
そのあと波は、穏やかになりましたか？

（ええ、そのあと、、、そうですね。、、、時間にして、、、10分弱くらいでダーッと引いて行きましたね）
あ、引いて行って、それで落ち着いたんですね。
（ええそれで1回目は落ち着きました。）
じゃあ、道路にかぶったとか、民家に入ったとか言うことは無く。
（ええただあの、事務所が冠水してしまいました。（ああ～）
でも冠水程度で済んだんだ。（はい）
いやぁ、、、まぁ幸いと言えば幸いでしたね、それぐらいで。（はい）
ただそう言うご経験は、日本全国トラック野郎でいらっしゃってるわけでしょう？
（まぁ僕は道内メインなんですけど、もう初めてです）
うわぁ、、、怖いなと言う。
（ええ、今まで本当にこういうことは無いなと）

それなのに朝一番に、何しにここへきてるんだろう。（えっへっへ）
どうしたんです？
もう来ようと決めていたから？
（今日は、来ようと決めてました。ええあの、たまたま1ヶ月休業中なもんですから（あ、そうですか）
<ここで9時の時報>　この時期が暇なんで。）
今、9時の時報をお伝えしました。
今まででまだ1時間しか経ってないんですよ。
情報の、、、、怖い情報やなんやかやに触れると、いやぁいつもの1時間とは大違いな1時間になりました。
ごめんなさい、お話。

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