8時台終了・晤郎ショー 東日本大震災報道

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☆突然の大災害が浮き彫りにした、軸がぶれない晤郎さんの姿勢

日高晤郎ショー 東日本大震災報道の8時台が終わりました。
なるべく忠実に文字起こししていますが、途中数か所、晤郎さんの言葉が不明瞭になる所がありました。
その部分は、多分こういう言葉だろうと、私の推測で埋めました。

なぜ、あの晤郎さんの言葉が不明瞭になるのか。
その疑問の答えは単純明快です。

これまでの日常が覆る、人類の歴史上初めての大災厄の翌日。
ラジオの9時間を「晤郎さんの言葉でお願いします。」と託された重責と、一人の人間としての不安や恐怖。
それを呑み込んでの、CMも音楽も笑いも無しの孤独な闘い。
その言葉一つで、多くの人の気持ちが救われるだろうし、間違うと一気にパニックを増長させてしまう。
この9時間のこのクオリティを維持した晤郎さんは、やはり鉄人でした。

刻々と変化していくVスタジオからの情報。
それをまた、聴取者の理性へと届くように言葉を紡いでいく作業。
人間の集中力は、45分くらいだと聞いた事があります。
晤郎さんの集中力は、それをはるかに凌駕しています。
緩急さえつけられれば、晤郎さんは50時間56分だって仕上げることができたんです。
但し今回は、そういうリズムもつけられない状況。
一瞬一瞬の真剣勝負。
いかに晤郎さんといえど、ほんの一瞬の言葉の惑いから言いよどむ事があるのは仕方のない事です。
とは言っても、この一時間でほんの数か所。

晤郎さんは、やはり鉄人でした。

今回の連続投稿。
写真もなく文字ばかりですが、晤郎さんの有事に対するラジオ人としての姿勢と、それへの敬意を表すには、私にはこの表現しか浮かびませんでした。

あれから9年。
COVID-19という災厄に襲われてる今。
狂おしいくらいに、晤郎さんが恋しいです。

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